M／OTHERに投稿された感想・評価（★3.1 - 4.0）

たまに挿入される軋んだ不協和音、暗い室内中心にワンシーンワンシーン長めのカット構成で別れた妻の子供を一時的に預かる事になった三浦友和＆渡辺真起子カップルに巻き起こる情緒不安定な生活変化を即興演技で延…

リアルすぎていい意味で嫌な気持ちになる。
先に女が結婚しようって言って、気持ちが冷めてきて離れようとしたら女が喜ぶように男が結婚しようって言い出すの含めて
男は終始ズルい生き方で、女も結局寂しくて戻…

2度と観たくない
映画において、頻繁に演出(メタファー)として、"人物がカーテンを開けて、光が差し込んでくる"というものがある。
この作品を観て、この演出フェチだということに気付かされてしまった！！…

リアルすぎて怖かった。
優しく理解がある、厳粛な俺の親とは違うと言わんばかりの男は恐らく彼の父親の多くを受け継いでいて、強権的でとにかく怖かった。途中で観るのやめたくなったくらい怖い。
女は、寂しい…

前妻が怪我で入院中、男（三浦友和）は同棲中の女（渡辺真起子）に息子の世話を任せる。「家父長制を内面化した男が女を軽んじて勝手に子供を押し付けたり色々あってブチ切れられる」というだけの話だが、脚本に主…

独特の光加減で顔面を鮮明に映さない手法が「不協和音。その先へ」を際立たせていた。

きちんと報連相の手はずを踏まない三浦友和に対しても頭の整理が出来ず決定的な場面で言葉足らずになる渡辺真起子に対して…

初めましての諏訪敦彦監督。この映画の説明としてよく目にするワード。脚本なし、即興的演技、監督と役者による構成台本のみ。是枝作品に近い系統かと想像していたけれど、より親しみのある人間らしさが伝わる内容…

血の繋がらない家族が他人だったとき、母親だったとき、そしてまた他人に戻るとき
愛していた男性の判断で、勝手に生活が変わり、変わった生活が勝手に戻り、自ら男性との別れを決意する。
無力に生活が壊れてい…