もっと世に知られてもいい映画と思った。
からゆきさんだった人が、その後貧困のまま何の補償もされることなく生きてきたという現実。
それを研究している女性との交流を淡々と描いているのですが、最後のシーン…
昭和の女優はよく脱がされた。
売れるために脱ぐのもあるが、むしろ売れてる女優を脱がそうとする。
名のある女優の裸で客を呼ぶ、映画製作者たちの女衒根性だ。
本作は女の裸を利用した国や男たちを批判してい…
田中絹代の演技が神!
原作/ノンフィクション作家
山崎朋子(女性史研究家)
「サンダカン八番娼館
底辺女性史序章」
女性史研究家・三谷圭子(栗原小巻)は
明治時代から昭和の初期
…
日本帝国主義の時代、島原・天草から東南アジア植民地へ売られた、からゆきさん(海外娼婦)の悲哀と差別に満ちた人生の話。
日本女性史研究家である山崎朋子によるノンフィクションを映像化。
女史が3週間、…
@東マレーシア,コタキナバル空港〜
小津作品ですっかり懐いてしまい、出てくるだけで嬉しくなる田中絹代。
そして田中絹代の遺作とは知らずに鑑賞。
振り絞るような演技に圧倒される。
田中健が美男子すぎて…
以前浄閑寺に行った事がある。ここには吉原遊女達の墓がある。ガイドさんの説明を聞きながら、遊女達の墓に手を合わせた。
地方の貧しい家から身売りされた少女達。ガイドさんからは、遊女の平均寿命は21歳だっ…
山崎朋子(1932-2018)の『サンダカン八番娼館』を映画化したものである。「からゆきさん」は本来「唐行きさん」と書き、日本人からも蔑まれた悲惨が本作で描かれている。監督は『黒部の太陽』を撮った熊…
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