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太平洋戦争後、天草で貧しい暮らしをおくる元「からゆきさん」の姿と、その回想のなかで語られる過去のボルネオの娼館での暮らし、そして現在のボルネオに残るからゆきさんの墓を訪ねるくだりなどが原作に忠実に描…
>>続きを読むWOWOW録画。
もう50年前の映画ですが初見。無駄のない映像、ドキュメンタリーの様な部分と再現ドラマ的場面がテンポ良いカット割りで入れ替わり飽きさせない。
いま世界で起きる悲惨な戦争や貧しい人々の…
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辛いなぁ、悲しいなぁ、だけど優しき人
からゆきさん••••明治時代から貧しい家の娘を買って外国へ連れて行かれたり売り飛ばされて外国人相手の性商売に従事させられた女性のこと。
調べようと、女性人権…
女性史研究家の三谷圭子は東マレーシアの町サンダカンを訪れ八番館を探す。今から3年前唐行きさんの取材で天草に行き、偶然出会ったサキから聞いた話の裏付け取材だった。出会いの時サキは唐行きさんのことを漏ら…
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からゆきさん、久しぶりに聞いた。本当は娼婦としてではなく東南アジアに働きに出だ人のことを言うらしいけどこの本でイメージが付いちゃったらしい。家の都合で売りに出されて帰ってきたら酷い扱い。時代のせいと…
>>続きを読む【歴史の一面に光を当てる労作】
山崎朋子原作のノンフィクションを熊井啓監督が1974年に映画化したもの。
からゆきさんと呼ばれた、戦前の日本から東南アジアに娼婦として売られた女(若年期=高橋洋…