田中絹代さん圧巻の演技
日本に、男に搾取され、捨てられてきた女性たちをドキュメンタリックに描いている。
なんともズーンとくる題材
随所の女優さん達の演技も印象的。
少しカッティングが緩いのと、…
子供の頃、日曜洋画劇場で予告を見て
「これな子供は見れないなぁ…」と思ってから…やっと観て…よかったです。
危うく見逃すところだった…
何が凄いって田中絹代という女優さんの凄さに圧倒されました。
…
このレビューはネタバレを含みます
“からゆきさん”のお話
「にいちゃん、うちは辛抱して働くばい」
「天草…わしは日本になど帰りとうなか、そんためにこのサンダカンに墓場つくったとたい、お前たちも国へ帰ったらろくなことはなかぞ、帰…
あれほどまでに
帰りたかった場所は
もう変わってしまった
あれほどまでに
恋しかった人だけど
結ばれるはずもなかった
あれほどまでに
大事に育てた息子は
もう仕送りでしか繋がってはく…
新しいゴザの上で「美しかぁ〜」と喜ぶサキに泣けた。ボルネオに発つ前夜の、新しい着物に喜ぶ少女の姿が被って見えたから。ゴザも着物も粗末なものなのに、最上級の喜びの表現。凄まじい絵面だった。
人生をやり…
フォローしている方のレビューを読んで、気になって観てみました。
あの方が田中絹代さんだと観終わって知りました。あんなに小柄で華奢なんですね。
まるで本当のオサキさんなのでは、と思うほど自然でした。…
「からゆきさん」の壮絶な半生を、研究者が本人と心を通わせながら聞きだしていくという構成。単純にからゆきさんの人生そのものを描くよりも、ワンクッション挟んだ構成にしたことで、周囲の人間からも疎まれ、他…
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公開時、映画館で観て以来、再鑑賞。
俳優座と東宝の制作。田中絹代が圧倒的な存在感を発揮している。
女性史を研究している三谷は、食堂で、天草、奥地の部落に棲む老女オサキと言葉を交わす。忘れ物を届ける…
【海外で売春婦として働かされる”からゆきさん”と呼ばれる女性たちを取材する女性史家】
タイトルに惹かれて鑑賞
出てくる男全員クズ、時々女もクズ٩(๑`ȏ´๑)۶
同じ日本人女性や、家族にさえ酷い…