このレビューはネタバレを含みます
仕事でちょっと関係がありそうだったので、観に行った。（もはや関係があるのかどうかすら怪しいレベルだったが、何か参考になることがあるかもしれないと思い…。）
初めて観るヘヴィメタルバンド映画。
というか初めて触れるヘヴィメタルの世界。
雑誌かフリーペーパーかでこの映画を知り、話題のようだったのと、普通に映画としても面白そうかも…と思い行くことを決意するも、なかなかヘヴィメタルの世界に足を踏み入れられずに早1ヶ月半が過ぎる。
ある日、「もう上映が終わるから流石に行こう！」と意を決し、仕事を早めに引き上げ、急ぎ映画館に小走りで駆けつけた。
しかし、なんと。まさかの、満席で観られず…、、。汗
そんなに人気なんだ！！と驚く。逆にこれは絶対に観なければ、と熱くなる。
それから数週間後、席を事前に予約し、やっと観るに至った。
予告動画では、かなりコメディ要素もあり、という感じだったので、メタルバンド+コメディ、しかもフィンランド（＝ほっこり）…⁉︎と、自分の中では結びつかない、はじめての要素ばかりで、ドキドキしながら席に着く。
以下、思ったことを箇条書き。
・初っ端、トナカイのカットから始まり、フィンランドだからやっぱり！？とちょっと吹く
・主人公トゥロ、独特の雰囲気。ちょっと暗いな…。髪の毛邪魔そう、、。せめて結ぶとかしてほしい…。見てるこっちが髪が気になる…。
・トゥロが天才だというパシ、面白い。
・街の人たちのトゥロ達への扱い、ヒドい。日本だけじゃなくてフィンランドでも、こういうコミュニティ内でのイジメみたいなのあるんだ…。
・ミーアのお父さん最悪…。これ現代の映画だよね…。こういう人まだ世界中にいるんだ、、。
・介護施設で、危ない人もいるからドアで中に入らないでリネンを渡せって言われたのになんですぐ入っちゃったの⁉︎まずそこが謎すぎる…。言われたことをやる、という文化はないのだろうか…。
・介護施設で見つけたオウラ、ドラム上手すぎ。
・トナカイの解体の途中で曲が思いつくシーン、映像は悲惨なんだけど、ああいうので曲のインスピレーションを受けちゃう感じ、なんとなく共感する。
・ユンキが血をこぼしちゃうシーン、最悪すぎる…。。映画だと分かっててもああいうバカみたいな失敗ほんっとうに辞めて欲しい！！泣笑(T∀T)
・街の人が、フェスに出るってなった途端チヤホヤしてきて、気持ち悪い。これって、フェスに出るからであって、フェスに出ないとかであれば掌を返したようにしてくるってことでしょ…。怖…。
・ノルウェーの国境警備隊怖すぎ。市民が銃持つとかまじ辞めて欲しい…汗( ；∀；)
・せっかく国境超えたのに、ブレーキが効かないとか、可愛そう過ぎる。最初、坂道ストップ出来なかったのかな、、とか思ったけど、普通にブレーキ踏んでも効かなかったんだ…泣
あんな坂道でブレーキ効かないとか絶対陥りたくない…！！
結局車ごとがけから落ちるシーンのみんなの表情が忘れられない。あそこは最強のシーンだった。
崖から落ちて、しかもユンキの棺桶まで落ちてきたところで、最悪過ぎてもはや言葉も出ない…。
・そのあと皆でダイブとかあり得ないでしょー！！！Σ(Ｔ▽Ｔ;)
・そして流れ着いた先に謎の磔にされた人と、謎の現地人みたいな人達。怖…。ここでもうオワタ…orz…と思った。
しかしまさかの、なりきりゲーム！！！（まじでなんじゃこりゃ！）
・なんとかゲームに参加した人達の船、なりきり具合が本格的過ぎ。まじか…。船までこのクオリティ？こだわり半端なさすぎ…。
・そしてついに船着場でのシーン。
トゥロ「1曲だけでも演奏させてくれ」
プロデューサー「墓からドラマー掘り出して、警察振り切ってきたんだって？最高にロックじゃないかよ！！」
キターーー＼(・∀・)(・∀・)(・∀・)(・∀・)／
・更に更に、ライブ演奏が始まり…
ギター、ドラムときて、ついに。ついにトゥロが歌うぞー！！
…ってところでまた オェーー！！！
またかぃいぃぃ…！！！ ( ꒪⌓꒪)！
ここまで来たんだから頑張ってくれ！！
警察が来る前に、あのオリジナル曲歌ってくれ！！！(T_T)頑張れ！！トゥロ！！
歌うんだ、トゥロ！！！
オリジナル曲を聴かせてやれ！！(´ﾉω；`) 響け！！！俺たちのヘヴィメタル！！！
そして、ついにトゥロの叫び声とバンドが鳴り響く。
うぉおぉぉぉぉー！！！！！！
トゥロぉぉぉー！！！！
心の中で手を挙げ、気持ちはもうライブ会場の中。
トゥロとバンド演奏がついに始まったときは、全力でトゥロを応援し、心の中で頭を振り回していた…。(T_T)(T_T)(T_T)
（ヘヴィメタルの歌の人って喉痛くならないのかな…？）
