ヒムロ

マーベルズのヒムロのレビュー・感想・評価

マーベルズ(2023年製作の映画)
3.8
宇宙を飛び回り、各地の問題を解決するキャプテン・マーベルことキャロル・ダンヴァースはフューリーから連絡を受け、宇宙全体規模の電気異常を引き起こしている惑星MB418へ行く。
同じくフューリーから異常の情報を聞いていた宇宙飛行士のモニカ・ランボーもMB418へ行くと2人は別々の場所に不安定なジャンプポイントを発見する。
キャロルとモニカがジャンプポイントに触れると、2人と地球にいるミズ・マーベルことカマラはそれぞれ場所が入れ替わってしまう。
3人は同時に力を使うと入れ替わるという事象に晒されながら、クリー人による侵略行為に対峙することとなるのだった…。


まぁ評判が悪かったが見てみれば面白いだろうとは思ったが…凡というべきぐらいの面白さだった。
というかドラマなどを全部見ている僕が凡だと思うのでそりゃMCUを追ってない人からすると意味不明だろうとは思う。


入れ替わりながらの戦闘、アラドナでのミュージカルシーン、大量のクラーケンなどやりたい事のアイデア自体はすごく面白いんだがなんだかストーリーの盛り上がりが追いついてない。
1時間45分ぐらいの映画と聞いてめちゃくちゃ短いなと思ったが、やっぱり短過ぎて色々展開が早かったりするように感じた。
特にドラマを見てない人への説明も薄いし、3人がチームを組んで仲良くなるまでが急すぎるし、ほぼ一般人だったカマラが自体を飲み込み理解するのが早すぎて観客のが置いて行かれている気がする。
シークレット・インベージョンとの前後関係もよくわからなかったがそもそもストーリー的にインベージョンと関係なかったのもドラマを追ってる身からすると残念。

ラストのセルフパロディは面白かったし、今後やりたいこともよくわかった。
マーベルズ、二代目ホークアイ、シーハルク、アイアンハート、二代目ブラックパンサーなど女性ヒーローだけのアベンジャーズがやりたいのかな?
面白そうだと思う反面、コケたら大バッシング待ったなしの感じもするのであまり期待できない所も正直ある…。

カマラの両親がMCU映画には珍しい超過保護な親でその辺のコメディパートは面白かった。
ドラマの時より規模がデカいだけあって、過保護すぎる親という見え方から唯一の一般的な感覚の親という感じに見えたのが良かった。
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