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エンドロールのつづきのhancharのレビュー・感想・評価

エンドロールのつづき(2021年製作の映画)
4.3
タイトルに魅力を感じジャケ写を見ると「映画好きの少年が毎日の様に映画館に通い映画に関わる仕事に就く物語かな」と思い鑑賞日の前々日位に観に行く事に決定!👏👏。後日フォロワーさんのレビューで本作のバン・ナリン監督の少年期の話が基と知りました。

サマイは映画を作ると言うより映画フィルムを見る、映す事に友達数人で試行錯誤して行く。子供ながらに映画と言うか芝居・脚本をを作っていく様子を中心にした作品かと思っていた。(発想が単純🤣)
インドの子供達は親の仕事の手伝うのが当たり前の様に描かれていてインド🇮🇳の貧困層の様子が窺える。サマイの友達数人である物を作るけどその手伝いをしているせいか皆んな逞しい!製造業をやっている拙者より上手い😅‪‪。
そんなサマイを許さない厳格なお父さんだがサマイの決心は固く、親が子にしてやれる事は…😭。
そしてインド映画にもフィルムからデジタルに変わって行く時にサマイとファザルがみた物は…。

映写技師のファザルと出会い、年齢差はあるけど(笑)仲良く成って行く様も丁寧に描かれていて良かった☺。
サマイが劇場でスクリーンに映し出されている映画を見ている“サマイ目線”での映像は、自分の前で座っている人の頭で画面全部が見えない様にしているのは面白かった😀。
短めだったけどインド映画のお約束のダンスシーンもあった💃😃。
ラストには観ているこちら側にサプライズ的な物がありニヤリと言うかホロリとさせられました😂。

映画製作に興味ある人には特にお推すめ出来る作品です。
サマイのお母さんが作った料理は美味しそうで食べたい。辛い🌶の苦手だけど🤣

『ニュー・シネマ・パラダイス』も約30年振りに観てみたくなったかな(笑)。
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