このレビューはネタバレを含みます
田園詩に引き続き、また綺麗な題名に呼び寄せられた。
前半、美しい画面とほのかなユーモアで楽しい。のんびりしてるけど退屈しない。公証人の家で歌のレッスンする場面が最高。靴下履かされてたナポリタンマスチ…
イオセリアーニ特集三本目。
92年の作品らしいので多分ジョージアじゃなくてフランス時代の作品であろう。『蝶採り』というとなんとも風雅というか高等遊民のお遊び的なワードという感じもするが、そういう優雅…
オタール・イオセリアーニ特集にて。 タイトルのような古き良き貴族的な優雅さより、シニカルな毒気に満ちていました。「蝶」のようなフランス文化の美しさが、欲望によって狩られていくのを哀しんでいる作品…
>>続きを読む 「オタール・イオセリアーニ映画祭~ジョージア、そしてパリ~@チネ・ラヴィータ」で鑑賞。
「月曜日に乾杯」以前のイオセリアーニ作品は見た記憶がなかった。この「蝶採り」も初見でした。やっぱり世の中お…
『蝶採り』ってタイトルがまず素敵。100点。キャメラが追いかけていく対象が、流れのなかで自然と移り変わる。現在過去、様々な視点で人生の断片が切り取られ、それは他愛も無い生活だったり、死と葬式のような…
>>続きを読む人生の本質を愛して暮らそうとしてもお金とか日常の小さな揉め事が邪魔をする。
それを表現するためのあんなシニカルな結末なのかな…悲しい
楽器の扱いがとても雑で(トロンボーンに紐付けてそのまま肩掛けし…