南極の次は北極映画。毎日暑いとこういう寒そうな映画を体が求めているのだろうか?しかし、久々に観たが、やはり酷い。子供向けという点を加味しても頂けない。史上最低映画ランキング常連で、史上最低のクリスマス>>続きを読む
仲間割れを起こす作品と聞いていたし、最初はビデオカメラとか回してるのでもしかしてブレア・ウィッチ・プロジェクト的な話?あるいは大雪原のホラーと来れば遊星からの物体X?と勘ぐったが全然そんな事はなくて純>>続きを読む
生活は慎ましくても愛のある暮らしを送りたいのに、結婚すると何故か夫が経済的に大成功するが、皆ことごとく早死にしてしまう悲劇の女性を描いたコメディ。
プロットはとても単純で、結婚→貧乏でも慎ましく暮ら>>続きを読む
早くは、レイ・ブラッドベリが1951年に「華氏451度」で書物や雑誌といった文字媒体による情報を禁じて、テレビやラジオのみを政府が与え続ける愚民化政策を風刺していたが、本作は更に進んで80年代以降のレ>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
思ったほど悪くなかったが、まあ評価が高くないのも頷ける。
明らかに凶悪犯罪を犯したバカな金持ちを弁護する事に嫌気がさした弁護士のラッセルは、弁護を降り被告人を糾弾。判事の怒りを買ってしまい、弁護士資>>続きを読む
別にそんなにハイネケン好きじゃないんだよな。喉越し爽やか系だし。なんで観たんだろ。
ブリュードッグがTVシリーズでドキュメンタリーやってるのはなんとなく知ってたけど、他のビール会社もこういう映像作品を>>続きを読む
ウィンザー・マッケイが「リトル・ニモ」と「蚊はいかにして行動するか」に続き世に放った第三弾。映像作品としては彼の最も有名かつ成功した作品との事。
全体の構成は「リトル・ニモ」と似通っている。漫画家仲間>>続きを読む
ソビエト連邦が初めて作った明確な反米プロパガンダ映画との事。しかし主人公がハロルド・ロイド似で悪人に酷い目に遭わされるマヌケという点を除けば反米要素はどちらかと言うと薄く、欧米のプロパガンダで宣伝され>>続きを読む
すげー嫌な映画…。中年の紳士が就寝中、自宅内に侵入してきた蚊にしつこく顔から吸血されまくるお話。ラストの衝撃のオチまで含めてちょっと生理的嫌悪感が際立つ。蚊のサイズ感おかしいだろ。人間の顔半分くらいの>>続きを読む
「リトル・ニモ」で有名な漫画家ウィンザー・マッケイが、パラパラ漫画に着目して、世界初のアニメーションを作るよ!と友達に宣言する。酔ってるか、さもなければ狂ってしまったと友人からは笑われながらも、400>>続きを読む
諸説あるが世界初のアニメーションらしい。「ライトニングスケッチ」という、黒板に素早く絵を書いて、そこに絵を書き足し、かつ消していく事で変幻自在に物語を作り出すボードビル芸が当時あって、それを映像化した>>続きを読む
意識の流れと変化を棒人形を使って見せる初期のセルアニメ。というより映画史家に曰く、実写部分を含まないアニメーションとしては世界初との事。
物体が次々と連想から変化していくのは後続のディズニーでもよく>>続きを読む
パレード(観兵式)を見に来た夫婦が些細な事で大喧嘩し、どつき合いの末に周囲に迷惑を撒き散らしまくる巻き込み型バイオレンス映画。
棧橋から海に宙返りでダイブする、見事な技をやってのけるチャップリンの身>>続きを読む
エノケンが主役で、かつ黒澤明脚本という字面だけに惹かれて鑑賞。
貧乏長屋に越してきた一心太助を主役に、長屋の住人に悪さをする悪徳旗本と対峙する人情コメディ時代劇。皆で一致団結を謳い上げる所に僅かに時局>>続きを読む
今までのシン・シリーズと違って、仮面ライダーについてはほぼ見た事がないので、ゴジラやウルトラマン以上に、庵野秀明によるオマージュや特撮への愛などは全く分からなかった。また、それ以上に今までのシリーズで>>続きを読む
そういえばgyaoで観てたなこれ。
大体10分に1回くらいの頻度で、2000年代初頭って感じのスレたレースクイーン達による、ライトなお色気シーンが流れる。おばあちゃん女将の入浴シーンまで入る。
箱根>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
スピルバーグって超エンタメ作品かポリティカルなヒューマンドラマの二択のイメージだったんだけど、こういうニューシネマも撮ってたのか。いい意味で期待を裏切られた。ただニューシネマ的ロードムービーなんだけど>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
注:本稿は生理的に不快な単語を幾度となく使用しているので、気分を害される向きは閲覧を推奨しません。あしからず。
以前テレビで昭和の変わった健康法を特集した番組をやっていて、その中に西式健康法という物>>続きを読む
オオカミ少年が殺人の目撃者になってしまう話自体はこれ以前にもあるらしいが、純粋にそのアイディアに惹かれて視聴。厳密には嘘つきではなく空想癖のある少年が、暗殺犯の目撃者になってしまう為に命を狙われるサス>>続きを読む
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ラジオという文明の利器を通じて若い男女の恋が実る、モダンでおしゃれなロマンティック・コメディ。
不仲な互いの父親を説得して早く結婚出来るようにと、貴美子と欽吾の二人でなんとか親を和解させようと奮闘する>>続きを読む
色んな意味で倫理観を置き忘れた過去の古典名作。
奴隷が言うこと聞かないなら鞭で打てば良い!もなかなか酷いが、奴隷の一人が崖から転落しても、まず落ちた人が背負っていた荷物の心配するくだりは人の心とかない>>続きを読む
割りとど真ん中な正統派新選組映画だった。
清河八郎からの離反に伴う壬生浪士組結成から甲陽鎮撫隊壊滅と板橋の刑場に露と消えた近藤勇の最期まで、芹沢派暗殺、池田屋事件、河合耆三郎切腹、山南敬介脱走、油小路>>続きを読む
率直に、安いマカロニのような時代劇。西部劇同様、60年代から衰退を見せ始めた時代劇は70年代頃はもう過去の遺産で食ってく状態だったのかなあと思わずにはいられない作品だった。
三船演じる用心棒が実名を>>続きを読む
ジェシー・ジェームズ物だが、珍しくジェシーは脇役で、彼と一緒に列車強盗団を組んでいたコール・ヤンガーを主役にしている。
ジェシーがヒーロー的なアウトローとしての側面をまるで持たない、ただの自信過剰な>>続きを読む
「地獄への道」の続編。前作で非業の死を遂げた弟の仇を討つため、堅気に戻っていたヘンリー・フォンダが再び銃を携え、復讐の旅路へ出るお話。「地獄~」に繋げる必要性は果たしてあっただろうか。まるでB級怪獣映>>続きを読む
伝説のアウトロー、ジェシー・ジェームズのキャリアを描いた伝記的作品。
極悪のパシフィック鉄道会社の地上げ屋に老母を殺された復讐として、地上げ屋を撃ち殺したことからお尋ね者になるジェシー兄弟が大列車強盗>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
恐らくアメリカのロマンチックコメディの模倣に社会風刺を加えた作品なのだろうが、いずれも中途半端で図に当たっていたとは言い難い。
ヴィヴィアン・リーとレックス・ハリソンが惹かれ合うようになっていった流>>続きを読む
OP、なんの事はない植物の成長をただ早回しで流しているだけなのだが、そこに不吉な劇伴を加える事でなんとも気味の悪い映像に仕上がっているのは苦笑いしつつも、アイデアに感心した。
ドナルド・プレザンスが>>続きを読む
宇宙で深刻なトラブルが発生し、地球に帰還する為に決死作戦が行われる緊迫感は「ゼロ・グラビティ」に少し似てるけど、実話という事でこちらの方が話にもより具体性があって引きつけられた。
常人なら最初の時点>>続きを読む
登場人物全員不快系の怪作チープMV映画。米ソ冷戦真っ最中、著しく放射能汚染された廃棄処理場の近くにある、片田舎のダイナー&ガススタンドを舞台に繰り広げられるドタバタ劇。
終盤以外、大したプロットらし>>続きを読む
引き続きタンタンのアニメ映画。
こちらは当初から劇場版として製作された「呪われた湖の謎」とは異なり、元々1950~60年代年に5分間アニメとして作られたシリーズから、本作のみ1時間弱に再編集して作り上>>続きを読む
タンタンのアニメ…というと一般的には90年代に作られた、ソビエト、コンゴ、アルファアート以外の全作品をアニメ化したシリーズを連想するが、
こちらは60~70年代に作られた劇場版アニメとの事で、存在自体>>続きを読む
日本でMr.BOOシリーズとしてまとめられた作品の内、「ギャンブル大将」から「アヒルの警備保障」までを一通りみたが、本作が一番微妙な出来。マイケル・ホイはどちらかと言えばサミュエルの相棒色が強く万事控>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
編集技術者としては優れていたが、監督としてはお世辞も言えないレベルの作品を送り出してしまったアーサー・ヒルトン監督作品。音楽はエルマー・バーンスタイン。後に大成する彼も、1953年はこれと、あの最低S>>続きを読む
ムービープラスで吹替版のMr.BOO特集をやっていたので、久々のMr.BOO。ついでにAmazonプライムで字幕版が観られるので、吹替&字幕で両方見直してみた。
当時広川太一郎節が大好評だったというの>>続きを読む
とびきり楽しい、英国流ブラック・コメディ。
デイビッド・リーン、ノエル・カワード、天才!……でもかなり人を選ぶ作品。
チャールズ(レックス・ハリソン)と妻ルース(コンスタンス・カミングス)はお互いに>>続きを読む