Ricodonさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

Ricodon

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ライフ(2017年製作の映画)

3.2

宇宙だから当然だろうけれど、
抑えた色彩と音楽が良い。
この映画のジェイク・ギレンホールも好きだし、真田広之の英語は日本人らしく、そしてエレガントで素敵だった。

自分に合っていたのか全体を通して好感
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YESデー ~ダメって言っちゃダメな日~(2021年製作の映画)

3.0

ジェニファー・ガーナーが好き。

ドタバタなコメディなんだろうけど、
自分の子育てを振り返り

ああ、こういう日を設けてあげたかった

と自戒の念に泣きたくなった人は少なくないはず。

少なくとも自分
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メイド・イン・マンハッタン(2002年製作の映画)

3.2

J. Lo!
ひたむきで、熱くて、真面目なキャラクターを演じる彼女が好き。

同い年と知り、腰が抜けた。

リメンバー・ミー(2017年製作の映画)

3.8

誰もが誰かの永遠に覚えておきたい大切な存在。

それでもいつかは、
自分を覚えている人はこの世界から消えてしまうし、それと同時に自分という存在は完全に消える。

でも、個々の存在が消えたとしても
家族
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コロンバス(2017年製作の映画)

3.8

構図と色彩の素晴らしさに意識を持っていかれてしまい、物語に集中するのが難しかったほど。

親子という
理屈で割り切れないいびつな関係。
取り立てて感情をぶち撒けるわけじゃなく
現実に心を痛めながらも淡
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あなたが寝てる間に…(1995年製作の映画)

3.7

10年以上ぶりの再鑑賞の今回泣けた。

主人公が、
自分の孤独な境遇をただありのままに受け止めながら、
ささやかに真面目に、
優しさとユーモアを忘れず生きていること。

例え成り行きであっても、
そこ
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15年後のラブソング(2018年製作の映画)

3.7

イーサン・ホーク。

増量しても、
だらしなさが役作りか本人かはわからなくても、
どんな映画に出たとしても、

生涯かけて大好き。

そう思える俳優に出会えて、
自分は幸せ。

TENET テネット(2020年製作の映画)

3.7

予想はしていたけれど、
その世界観に圧倒されながら
ついて行くこと、納得することに必死。

固定観念で詰まった頭を
揺さぶられながらたどり着いたのは

やっぱり深い、自己を捧げる事を厭わない「愛」だっ
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記者たち~衝撃と畏怖の真実~(2017年製作の映画)

3.4

ドキュメンタリー映画のように、さらりと展開してエンディングへ。

それが殊更に、

こんな非日常のひどい現実が
この国ではさらりと行われている
 
と実感させる。

国をあげてこんな無茶苦茶な事を!
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インターステラー(2014年製作の映画)

5.0

長いから、難しそうだから
という理由で今まで観なかったなんて!
バカな自分!
と見終わったあと後悔で倒れそうだったけれど、

今!今観なきゃいけなかったんか!

と、深く納得。

時間と空間の中の孤独
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ヒース・レジャーの恋のからさわぎ(1999年製作の映画)

3.8

当たり前だけど、
ヒース・レジャーが素敵で、
彼がもうこの世界にいないことがさらに寂しく、
のんびりした温かい学園コメディに、
懐かしくて泣きたい気持ちになった。

こんな時代があったことを思い出して
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search/サーチ(2018年製作の映画)

3.5

新しさが仇になって見辛いかな?と思っていたけれど、
熱い父親と、娘の真実、妻への思い
など、人間の本質を感じられる部分が思いの他多く、とても好感が持てた。

子を思う親のあり方は様々。
自分はどうかな
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守護神(2006年製作の映画)

3.8

アシュトン・カッチャーとゲビン・コスナー。
私にとっての新旧アメリカの善人。
どちらも好きだし、
「アメリカ版海猿」と認識して軽い気持ちで鑑賞。

こんな大変な仕事。
希望して就く人がいるなんて!
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永遠の僕たち(2011年製作の映画)

4.2

何度も観た映画。
どうしても眠れなかった夜中に再鑑賞。
終戦の日だったことに驚く。

加瀬亮。
この映画の彼は自分にとって完璧。
彼がヒロシである事が何より大切だった。

既に死んでいる者、
一度死に
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マイ・ビューティフル・デイズ(2016年製作の映画)

3.8

ささやかな日常の中で、
少しずつお互いに優しくして、
人の苦しみに耳を傾けながら。
こうやって人は生きている。

誰かを傷つける恋愛や、感情の爆発。
そんなドラマ無しで日々を過ごすことの尊さを感じられ
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REDリターンズ(2013年製作の映画)

3.7

1作目と合わせて鑑賞。
アクション系はほとんど見ないけれど、
この年齢層が揃うと、
アクションシーン頼みでなくて、
ナンセンスなユーモア満載。
実に楽しい気分で鑑賞できた。

ヘレン・ミレンとジョン・
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RED/レッド(2010年製作の映画)

3.8

好きな人しか出てない。
あと数年したら
ヘレン・ミレンのように生きたい!

ロング・ショット 僕と彼女のありえない恋(2019年製作の映画)

4.0

下品でおかしい「ノッティングヒルの恋人」アメリカバージョンで、
この映画が大好きになったということ。

主演の2人の素直な愛らしさにとてもほのぼのした気持ちになった。

シャーリーズ・セロン。
いつも
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犬ヶ島(2018年製作の映画)

4.0

映像も心持ちも、ひたすら美しかった。

小林少年の英語ぽさ漂う日本語で語られたのは、日本人の凛とした覚悟や誇り。
犬達の忠誠心もまた、私たちの手からこぼれ落ちそうになっている何かを思い出させてくれた。
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ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語(2019年製作の映画)

3.6

94年版に思入れが強く
比較抜きで観るのは難しかった。
盛り込むべき内容が多すぎて いろいろ大変そう、という感じだった。

ジョーの生きる道は
理想と苦しみと孤独に満ちていて
それでも前を向く姿は清々
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エニイ・ギブン・サンデー(1999年製作の映画)

3.8

再鑑賞。

20年前の鑑賞時は
オリバーストーン監督、
アメフトと、綺麗なお姉さんと、パーティ大好きなんだな。
自分最後まで出ちゃってるし、
長過ぎるよ。
という印象。

今回も、
分かりやすいキャス
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アメリカン・ヒストリーX(1998年製作の映画)

4.5

前半のノートンのカリスマと救いのないレイシズム。胸が潰れた。
後半の友情と家族の愛が温かいからこそ、
結末の抗えない現実に完全に敗北した思い、からの引用文の光。
映像と音楽はずっと素晴らしい。

ファ
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ミシシッピー・バーニング(1988年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

「7歳で気付いた時にはracistに成長している」という街。そんな街がいくつもある。数え切れないほど。

その差別と偏見と暴力の正当化は
表面上は排除されようとしてきたけれど、
歴史の中でずっと根付い
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エブリシング(2017年製作の映画)

3.3

最近、主演の2人をとてもいいなと思っていたので。
真実はかなり捻れたホラーにもなり得たのだが、
親のエゴで、こんなに輝く若者たちを泣かせることがあってはいかんな
と、自分を強く戒めました。
とにかく主
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ヘイト・ユー・ギブ(2018年製作の映画)

3.8

主人公スターは
白人裕福層が多くを占める私立校に通い、ドラッグに染まる事なく温かい家庭で育つという背景で、
ミネソタの現実と同じと語るには少し難しいが、
その現実に危機感を覚えることがない日々に浸かっ
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バーディ(1984年製作の映画)

3.5

自分が若い頃観た印象と全く違い驚く。
マシュー・モディーンの透明感も
ピーター・ガブリエルの音楽も
何もわからず観ていた頃の自分の
平和な日常を思い出すような映画。
ラストが良かった。

セレステ∞ジェシー(2012年製作の映画)

3.3

別れても親友でいよう。
別れることでいい関係でいられる。

そう言っていたいけれど
2人の間に温度差は必ずあるし
新しいパートナーという第三者が
いずれは登場する日がくる。

親友でいようと言っている
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恋はデジャ・ブ(1993年製作の映画)

3.3

20年ぶりに鑑賞。
ビル・マーレイが若くて活き活きしてて、アンディ・マクダウェルが綺麗で、リック・モラニスが監督していて驚いた。

ナンセンスな設定やジョークが懐かしくておかしい!
と笑った最後に
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ショート・ターム(2013年製作の映画)

3.7

手持ちカメラの映像が続いて酔ってしまい少し辛かったが
ドキュメンタリー風の映像の中で
それぞれの問題が
過剰に演出される事なく
丁寧に描かれていて
日常の中の困難として受け止める事ができた。
ブリーラ
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Love,サイモン 17歳の告白(2018年製作の映画)

4.0

自分の中に生き辛さと秘密を抱える人、
家族、友達。
同級生、教師。
ネット上だけで知る人たち。
それぞれの立場の全ての人が見ることで、
LGBTQだけじゃなく、
自分とは違う価値観や境遇に生きる人を
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私だけのハッピー・エンディング(2011年製作の映画)

3.8

ケイトハドソンが好き。
自分にとってのジュリアンに出会える人のエンディングは幸せ。

アンタッチャブル(1987年製作の映画)

5.0

出演者達
アルマーニの衣装
モリコーネの音楽
階段落ち
全てがパーフェクトだった映画
「touchable」
のシーンに泣けない時はなかった!

ラブ&マーシー 終わらないメロディー(2014年製作の映画)

3.7

ポール・ダノとジョン・キューザック
どちらも大好きで
どちらの時間軸も素晴らしかった。
ただ2人が同じブライアンであるという繋がりが自分の中でしっくりこなかったことだけが残念だった。

レコーディング
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ルビー・スパークス(2012年製作の映画)

4.5

ポール・ダノの理解され難い不気味素敵さ。
ゾーイ・カザンの有り得ないほどの奔放な可憐さ。
インテリア、衣装、音楽、撮影。
どれもが自分の心にピッタリはまってしまった。

思い通りにできるはずの恋。
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28DAYS(デイズ)(2000年製作の映画)

3.2

飲酒の問題を抱える主人公が、
周りを巻き込み、
行き着くところまで行き着いてからのV字回復のお話だが、

行き着くまでの周りの大変さ、
本人も含む失望の日々。

「軽めの作品」とは思えず、身につまされ
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