Ayaka

宝石の国のAyakaのレビュー・感想・評価

宝石の国(2017年製作のアニメ)
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以前一緒に働いていた子から2回目の漫画読んで!とお勧めがあったので、とりあえず動画配信にあったアニメ。
(その子との多岐に渡る興味関心のキャッチボールは、居心地良く刺激的で楽しくて、センスも信頼している。会うことは減ってしまた今では、SNSでそんなやり取りができるのが嬉しい〜。)

割れてちいさな破片になっても組み立て直せば再生し、光を糧に生きている不老不死の美しい宝石たち。
何より、絵が美しい〜。そして、敵である月人のモチーフと先生が仏教という驚きと、擬人化された鉱物宝石は沼。
込められた哲学的テーマが、アニメだけでは汲み取れない。漫画が読みたい!!


作者の市川さんは仏教系の高校を卒業しており、この作品の発想の土台に仏教思想が込められていることに合点がいった。


"死は何もかも台無しにする代わりに
生を価値あるものにする"

"見極めようと近づくほど
わからないことが増えていく"

"根拠なく明るい予感に甘えられた頃が不思議で、羨ましいよ
甘えられた昔の自分が羨ましい"
Ayaka

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