こんな面白い作品を知らなかったとは。
西尾維新の原作小説をアニメ化。
十二支に因んだ名前と特異な能力を持つ者たちの願いを賭けたバトルロイヤル。
西尾ノベルらしい名前遊びと名言の数々。
１話から怒涛のバトルが繰り広げられ、容赦なく断たれていく参加者たちの命。
キャラクターの素の濃さに加え、エピソード毎に個人が掘り下げられて、それぞれに捨てがたい魅力がある事に気付かされる。
あの娘もあいつも、姑息なやつも正々堂々なやつも色んなやつに色んな願いが...。
諸行無常な儚さに堪らない気持ちになる。
特に終盤のキャラクターたちの生き様や良し。
EDはDo As Infinityの「化身の獣」
耳に残るいとしさと刹那さと芯の強さと。
伴さんのボーカルはやはり、唯一無二の存在感。
声優さんもアニメーションも素晴らしいコンビネーションで完成度の高い仕上がり。
約5時間を一気見してしまった。
YouTubeで6/2まで配信中。
嗚呼、この世は
嗚呼、欲ばかり
