アニメや漫画のキャラクターが現代に召喚されてしまう。ロボットアニメやファンタジーの主人公、朝の女児アニメから来た魔法少女、少年漫画のラスボスキャラ……交わることのない世界のキャラ達が自分の世界を救うため原作者（神）に迫ったり、いずれ起こる世界の滅亡を食い止めようと奮起する。
原作・キャラ原案の広江礼威さん・音楽の澤野弘之さんがかけ合わさって壮大なアニメでした。斬新な設定で新鮮味があり、キャラクターに魅力もあり、絵も綺麗だし戦闘シーンも迫力ある。世界観の相違による認識のズレや神とキャラクターの関係性、神の創作物であることを知ったキャラクターの葛藤まで、しっかり掘り下げて描かれていたので見応え十分。
主人公も終始ナヨナヨしてたけど、終盤戦の要となったので個人的には嫌いじゃない。
ただ序盤の盛り上がりが中盤以降続かず、中だるみしてしまったので若干惰性で見てました……。
最後は綺麗にまとまったけど、真鍳ちゃん最後どうなったの？という不燃焼感が残りました。主人公が人を死に追いやってしまったと思い詰めてんのに、アナタ平気で二人殺してピンピンしてますからね……。
