いと

恋と嘘のいとのネタバレレビュー・内容・結末

恋と嘘(2017年製作のアニメ)
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このレビューはネタバレを含みます

なんか結局主人公がなんの覚悟もなく確固たる気持ちもなくどっちつかずでふわふわとその場に流されているだけでなんなん。
ただその場で優しいだけで、なんで好きになる?
ちょろすぎだろ。
そもそも好きなんて気持ちも幻想だからな。

ちょっと性的な場面を散りばめながらハーレムにしたかっただけ?
運命って何、好きって何っていう命題なんだと思うけど、全体的に漂う胡散臭さがある。

親世代もみんな幸せーーーーゆかり制度バンザイーーーーみたいなのもめちゃくちゃ胡散臭い。洗脳されてるみたい。
ありえない。

ところどころに伏線みたいに出てくる要素も、結局ひねりのないものってオチだろうなという予想。


結婚式のところまで観て、ここに来て、他の人の感想読んだら中途半端に終わるみたいだったから漫画読み始めた。
アニメでは省かれているシーンやポロッと出ている言葉から、世間での制度に対する認識とか価値観が読み取れるから、これは漫画を読んだ方がいいかも。
全然印象が変わりそう。

漫画だと、登場人物一人一人に恋と嘘があって、それぞれに大切な価値観があって、ネジとリリナはそれぞれみんなとの時間の中で色んな価値観に触れていく心の動きが分かりやすい。

アニメは毎話ごとに秘密を布石にして最後まで観させるような構成になっているから、漫画みたいに一人一人の価値観を出し惜しみせず少しずつ丁寧に見せてくれるような形にしてたらもっと違ったのにな。


漫画読んでる。
仁坂が1番好き。
賢くて悲しくて。
主人公は皆に恋されて、皆に恋してるんだな。
高崎を好きって、もう呪いみたいになってる。

登場人物がいっぱいいるから失恋する人が出てきちゃうけど、もしこの中の一人とだけ出会ってたら、ネジは迷いなくその人と一緒になってただろうな。それが誰であろうと。
いと

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