本当の本当の『悪』を躊躇無く描いた話。
たしかにこれは地上波では放送出来ないよな〜となるセリフやシーンも多く個人的には大満足の見応えだった。
パーティーシーンでの反吐が出るような気持ち悪い配色とシルエットには目を見張るものがあり、それを軸に作られているのかと思う程全体的にも原色混じりの目がチカチカするような演出が多かったと思う。
そしてその演出がストーリーにも見事にハマり『アニメ』としての役割をこれでもないくらいに全うしていたと思う。
全て観終わればとてつもない虚無感と寂しさに襲われ、それもまた全知全能の一部でしかない孤独に苛まれた。
登場人物に魅力があるからこその感情であり、悲しみなのだと思う。
間違いなく観て良かった。
あと主題歌【デビルマン】の歌唱が女王蜂アヴちゃんだったのがバカいい。
現代っぽさもあるし、女王蜂のアレンジの良さがより一層カッコ良さを引き立ててる!
この頃からアヴちゃんは声優としてのお仕事もしてたんだなーってびっくりした!