このレビューはネタバレを含みます
全23話。
映像美！！！！！！オシャソング！！！爽快アクション！！！！！
話数は長めだけどおもしれ〜〜〜〜！！となった良作。
日本でしがない詐欺師（しがない詐欺師）をしていたエダマメくんが、うっかり世界を股に掛ける大詐欺師の財布をスろうとしたせいではちゃめちゃデカい事件に巻き込まれる話。どう考えてもエダマメくんの初手が自業自得で草ァ！
コンフィデンスマンってそんな万国共通常識ワードなの……？と思ってたらコンフィデンスマンJPの脚本家と同じだったらしいです。コンフィデンスマンって言葉流行らせようとしてんのかな。
先述したとおり話数は長めなんだけど、CASE1～4にかけて細かくテーマを区切ってくれるのでサクッと見れちゃう。
めちゃめちゃいろんな言語が飛び交うのと、めちゃめちゃいろんな景色を見せてくれるで世界旅行してる気分になる。ほ〜んとに映像がオシャレで綺麗。キャラクターデザインも大好き。
個人的に好きな話がCASE3。悪い鑑定士のやっつけ方もスカッとして好きなんだけど、贋作「ロンドンの雪」の扱いが格段にエモくてよかった。
シンシアが当初予定してた7000万ポンドから値段を吊り上げていったの、きっとトーマスの作品にそれ以上の価値をつけてあげたいって気持ちがあったからなんじゃないかなぁ。愛に値段をつけるのはナンセンスかもしれないけど、1億ポンドがシンシアからの愛だったんだろうな。エモいね。
CASE4もいままでの総決算！みたいな感じでスカッとした。この作品は悪役も含め憎み切れないのがズルいですよね。ネクタイくれる朱雀さんとか良いママやんって思っちゃったもんな……人身売買は…擁護できないですけど……。
ドロシーの復讐のためにエダマメくんを巻き込んだローランと、ローランのおかげで不本意ながら親子のわだかまりをスッキリさせることができたエダマメくん。どっちもどっち、持ちつ持たれつつな関係でニッコリする。
誰も殺さない！っていうドロシーの精神がGLEAT PRETENDERという作品にもしっかり沁み渡っててよかった。いつか2人再会しなよね。
p.s.今日から続編公開らしい。そんなことある？
