アクダマ蔓延るカンサイの街。とあるミッションで引き合わされた運び屋、喧嘩屋、医者、殺し屋、ハッカー、そしてチンピラと一般人。彼らは最凶最悪のチームを組み、報酬10億円のミッションへと挑むこととなる。
テンポ重視の物語構成。とにかく情報量の多いストーリーが特徴。良くも悪くもズラしを感じる部分が多く、面白く収まっているところもあれば、奇をてらい過ぎてるところも。カントウの真相は個人的にはあまり納得いかず。
キャラクター造形。どのキャラも最初から最後まであまりブレないのは好印象。正義感あふれるキャラも、とことんクズなキャラも首尾一貫してるので、悲しい展開もスカッとする展開もしっかり映える。
スタイリッシュな演出。アニメーションも凝っており、随所にセンスを感じる演出がちらほら。物語抜きにしても、眺めているだけで楽しい映像。
バイオレンス描写。ガンガン人が死ぬので、苦手な人も多いかも。ゴア表現もそこそこあり。
正直なところストーリーに関してはガッツリとはハマれず。もう少し王道でも良かったかもなあ、と。毎話引きの強さはかなりのものだし、色んなところに目新しさも感じられたので、総合的には凄く楽しめた印象の作品。
