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憂国のモリアーティのおんちゃんのレビュー・感想・評価

憂国のモリアーティ(2020年製作のアニメ)
4.2
「正義を成す為の罰」

✼感想✼
ジャンプSQで連載中の作品。
世の中には、ホームズが主役の作品は、
これまで沢山出回っているが、
モリアーティ教授に焦点を当てている
作品には初めて出会いました。
世間では《悪》の存在とされている者が
主人公の為、何故その者を粛清するのか
1つ、1つのことに意味を感じられ、
殺人という《悪》の行為の正当性を感じさせる
モリアーティの詭弁さであったりと
完璧な犯罪の計画を立てる頭脳明晰さ。
回を重ねる事に何故かモリアーティが
好きなキャラクターになっており、
《悪》の認識をされてる人間の側で見ると
やっぱり誰もが自分の事を完璧な
《悪》というものを感じながら行動する人の方が
少ないのかもしれないと感じられる作品でした🤔

✩感想②✩
正義の反対はまた別の正義であり、
この世に存在する悪の中で
純粋な悪の方が珍しい。
自分の正義を貫くために悪に染まることが
出来るのかそのブレーキが効くか
効かないかの差なんだと思う。

✵あらすじ✵
19世紀末。産業革命が進む中、
着実に勢力を拡大し栄華を極めたイギリス。
しかし技術の進歩と発展とは裏腹に、
古くから根付く階級制度によって、
人口の3%にも満たない貴族たちが
国を支配していた。
当たり前のように特権を享受する貴族。
明日の暮らしもままならないアンダークラス。
人々は生まれながらに決められた階級に
縛られて生きている。
“ウィリアム・ジェームズ・モリアーティ”
(斉藤壮馬)は、そんな腐敗した階級制度を打ち砕き、
理想の国を作り上げるために動き出す。

✣参考サイト✣
https://moriarty-anime.com/
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