おてもやん

〈物語〉シリーズ セカンドシーズンのおてもやんのレビュー・感想・評価

4.6
鬼物語
八九寺真宵の弔いとなる物語。この物語は化物語の5話が伏線となっている。

真宵と暦との今生の別れのシーンに心を揺さぶられた。

真宵は暦にとっての妹のようなものであり、かけがえのない大切な友人でもある。また、今までの物語シリーズに、八九寺真宵を抜きとしては語れないものだと思う。それくらいの重要なパートナーがいなくなってしまったという暦の喪失感に同情し、とてもやりきれない気持ちになった。

エンディングが終わってからのストーリーの終わらせ方、かつ演出の巧みさが素敵だなと感じた。今回も安定に最高の物語でした。
おてもやん

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