みかん

めぞん一刻のみかんのレビュー・感想・評価

めぞん一刻(1986年製作のアニメ)
5.0
名作としか言いようがない。

中盤までのドタバタなラブコメから終盤にハートフルなラブストーリーになる。

最終回が完璧な終わり方。
ラストシーン、ラストカットの作画、語り、音楽全てが美しく胸が熱くなる。 

リアルタイムで見ていた時は自分が子供だったからわからなかったけど今見ると中嶋敦子さんの絵がめちゃ上手い

あと二重影の作画と色指定がいいのか立体感があっていい。 

当時は1本400万もない制作費と殺人的スケジュールなのに酷い作画崩壊もなくこれだけの物を作ってたわけだからホント凄い。

八神について昔はなんとも感じなかったけど今見ると凄く魅力的なキャラに思えてしまう。
ちょうど八神登場回の作画が良かったし。

自分の気持ちに真っすぐで行動的で若さが眩しい。 その若さゆえに自分では五代のために何も出来ないことに苦しんだり切ない部分もある。 

恋に恋してる感はあるのも若さゆえ。

こずえちゃんに関しては五代が悪いと思う。 見てるとこずえちゃんが可哀想になってくる。

この辺は三鷹のほうが誠実だった。 
なんだかんだで大人で男らしい。
三鷹の負けて準優勝でも笑顔だったエピソード良かった。
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