友人の劇推しがあったので。
まず、非常にローティーンに向けて親切に設定されている、と思われている様々な事が、それだけでないミスリード、とまでは言わないが、思い込み、を逆手にとって、素晴らしい伏線になっている。
全体の構成は仕方ない部分もあるのだが、基本的に人物紹介が回想に入るのはある程度仕方ないにしても、もう少し新鮮な方法をいくつか使うだけでマンネリ感は減らせたと思う。が、気がつく惜しい！と思う所はその辺だけで（細かな事言うと、穴に落ちた先でであったランキングに入りそうな人物とか、神様の存在はもう少し上手く出来たかも）、それ以外は非常に上手いと思いました。
何と言ってもストーリィの展開、話しの落としどころ、そして説得力が非常に良かったし、真の強さ、という言葉の意味を、ハンディキャップに対しての、考えを子供に示すのに非常に好ましいのが最も私は気に入りました。
また槙島聖護が出てきて師匠になる展開、凄く良かった。
影とのバディ感ももちろん良かったし、好みでは全くないのだがヒリングのキャラクター造形含む声優さんの演技演出全てが良かった（ただし、マザコン製造機になりかねない部分があるのだが、幼少期には必要なんで、この後どうなるか、が気になるところだ）。好きなキャラはなんでかやっぱミランジョ。
しかし、ダイダが求婚できる年齢、だとすると、ボッジの実年齢は（当然兄なんでハイティーンより上な感じだと20歳越え？）何歳なんだろう・・・
