＜ ストーリー ＞
ボッジ王子は、生まれつき耳が聞こえず、言葉も話せません。
巨人族の子供なのに、普通の人間の子供と同じくらいの身長しかなく、
普通の人間の子供用の短剣すら 持てない程に非力です。
一方、ボッジの異母弟 ダイダ王子は、
頭が良く、剣も 騎士団隊長を倒す程の腕前。
国民も 城の兵士たちも、次の王は ボッジよりもダイダの方が相応しいと思っています。
そしてボッジの耳が聞こえないのを良い事に、
本人の前で ボッジを馬鹿にして笑っているのです。
それでも いつもニコニコ笑っているボッジ。
けれど・・・
ボッジは、本当は 唇の動きで 皆が何を言っているのかを分かっているのです。
そして家族も誰も居ない場所で、独り こっそり悔し涙を流しているのです。
人前では 必死でニコニコと笑いながら・・・。
そんなボッジが、ある日、コソ泥のカゲと出会います。
～～～～～～～～～～
１話１話 先が読めない展開で、しかも とてもテンポが良いです。
それでいて、毎回 涙腺が弛むくらい 登場人物に感情移入できます。
もしも この勢いのまま完結までいけたなら、
漫画＆アニメの歴史に残る名作となるかもしれません。
※ 本当はスコア評価５．０にしたいところですが、最後の対決が 少し長過ぎたので、スコア４．３としておきます。
