ぽるの

美少女戦士セーラームーンのぽるののネタバレレビュー・内容・結末

美少女戦士セーラームーン(1992年製作のアニメ)
4.6

このレビューはネタバレを含みます

最初から最後まで、うさぎちゃんが「戦いたくない」って言ってるのも、怖いよね、辛いよねって等身大の女の子って感じで良かった。最後までよく分かんない使命とか言わずに「地球の大事な人のために」とかの理由で頑張ってたのが大好き。
そんな普通の女の子が中学生からヒール履いて、ピアス開けてるの衝撃。皆好きなようにおしゃれしてる。他人に批判されずにこんな風に好きなだけ可愛くなって良いんだ、って思えてワクワクする。
ジェダイトに対してレイちゃんが「男の方が偉いなんて言ってるのはおじさんだけ」って啖呵切るシーンとか、強くて自分のやりたい事通し続ける理想の女の子像だとかジェンダーレスとか、色んな価値観肯定してくれるアニメ。ゾイサイトが女言葉使ってても誰もそれを弄らず、その人として受け止めてるのが好きすぎる。いつか、こんな世界にならないかなあ……。
疲れた、頑張りたくないってなった時に何度も見返すアニメになると思う。実際、既に疲れた時に「変身シーンに元気もらおう」「エンディングだけ聞こう」ってなってる。続きもとっても楽しみ。
ぽるの

ぽるの