エピソード18
北の戦乱Ⅰ

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あらすじ
ジーンのお陰で高速剣の制御法を体得したクレアが、ルヴルから新しい指令を受けた。ナンバー7以下数名の女戦士の命を奪った北の地にいる複数の覚醒者を壊滅せよ、というのがその内容で、組織もそれなりの人数を用意するらしい。任務をこなせば恩赦を与えるとルヴルに告げられたクレアは、ラキがその北の地に向かったらしいと聞き、すぐさま出発した。
クレアとジーンが北の地・アルフォンスの入口の町・ピエタに到着した時、ヘレン、デネヴら22人のクレイモアが集まっていた。隊長を務めるのは、旧知のミリア。任務は、ルヴルが言った通り、この地で群れる複数の覚醒者の殲滅であった。ミリアが考えた作戦は、クレイモアを5つのチームに分け、各々覚醒者を攻撃するというもの。グループの隊長は、実力が上位のナンバー6・ミリア、ナンバー8・フローラ、ナンバー9・ジーン、ナンバー11・ウンディーネ、そして、ナンバー13のベロニアが担当。クレアは、フローラのチームに配属された。
その夜、クレア、ヘレン、ミリア、デネヴの4人は、近くの洞窟に密かに集合して、再会を喜び合った。そこに、やはり覚醒状態から帰還した経験のあるジーンが姿を見せ、仲間に加わる。ミリアの分析によると、今回の作戦の成功の確率はゼロ。その理由は、覚醒者たちの背後に控える深淵の者・イースレイの存在にあった。どうやら、組織は、24人のクレイモアを、次の作戦を練るための捨て駒にするつもりらしい。
そんな中、覚醒者3匹による奇襲が始まった。チームに戻ったミリアやクレアたちは、さっそく応戦する。クレアは、フローラの指揮の下、相手の妖気を支配する覚醒者と相対して――。
おーちゃん
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