エピソード20
北の戦乱Ⅲ

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あらすじ
プリシラに懐かれたラキは、イースレイから頼まれたこともあって、一緒にピエタの町を目指すことになった。ピエタには多くのクレイモアが集結しているらしい。ラキは、その中にクレアがいると考えたていた。「無力は罪」と言い切るイースレイに剣の太刀さばきを教えてもらったラキは、クレアに再会するまでに、少しでも強くなりたかった。
ピエタでは、やがて訪れる決戦の時に備えて、クレイモアたちがそれぞれ英気を養っていた。筋肉隆々のウンディーネが実は少女のようなか細い姿だと知ったデネヴは、常に妖力を解放して強く見せかけているその姿勢を批判しながらも、自分の苦い経験を明かして心を通じ合う。ヘレンは、装備を新しい物に換えて意気揚々だった。
そんな中、フローラに呼び出されたクレアは、右腕のことを聞かれて答えに窮していた。その右腕がかつてのナンバー2高速剣のイレーネのモノだと察したフローラは、どのように入手したのか確かめておきたかった。そして、クレアが何も答えないので、自分の剣に手を掛けた。
そこに現れたのは、クレアがどんな状況にあっても自分の命を掛けて戦う、と約束したジーンだった。2人の一触即発の態勢に気付いたクレアは、仕方なくイレーネとの間にあったことを明かす。そして、自分の身体の中でテレサの血と肉が生きていること、覚醒者・プリシラを倒すためにクレイモアになったことを告白した。クレアの話に胸を打たれたフローラとジーンは、吹雪の中、3人で剣を合わせ、それぞれの健闘を誓い合った。
その頃、イースレイは、自分の右腕ともいうべき、銀眼の獅子王と呼ばれるリガルドに、ピエタを殲滅するよう命じていた。
おーちゃん
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