エピソード24
臨界点Ⅱ

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あらすじ
リガルドの死を知ったクレイモアたちはミリアのいる避難所で歓声をあげた。全身で喜びを表すヘレン、安堵するデネヴ。だが、その直後、クレイモアたちは、覚醒が止まらないクレアの身体を見て、思わず息を飲んだ。このままでは覚醒者になってしまうと悟ったクレアは、ヘレンに首をはねて欲しいと求める。その間にも、クレアの身体は、徐々に巨大化していった。
そんな中、ピエタの町にやって来たプリシラは、悲惨な状況を見るうち、昔の記憶を思い出して急速に覚醒化し始めた。そして、クレアの身体の中にテレサの匂いを感じ取ったプリシラは、翼を広げて舞い上がり、攻撃を開始した。夢にまで見た仇敵・プリシラの出現に、闘争心がピークに達するクレア。まもなく、2人は、最後の決戦の場を探すように、どこかに姿を消してしまった。
プリシラの出動という新たな展開に、戦況を見守っていたイースレイは、覚醒者たちに戦闘の停止と撤退を指示した。そして、自らは、プリシラの戦いぶりを見るため、2人の後を追った。
一方、負傷者の手当てを仲間たちに任せたミリアは、出来ることなら助太刀しようと、ヘレン、デネヴと3人でクレア捜しに出発した。途中、ガラテアと出会ったミリアたちは、クレアが戦おうとしている相手が、テレサを殺した覚醒者のプリシラだと初めて知り、言葉を失った。
だが、他にもクレアの後を追う2人がいた。クレアを助けられなかったと悔し涙を流すラキと、重傷のジーンだ。何としてもクレアを助けて借りを返したいジーンは、苦痛に耐えながら、必死で山道を登った。
その頃、イースレイが見物を決め込む中、クレアとプリシラは、火山の火口原で因縁の決戦を始めようとしていた。
おーちゃん
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