エピソード26
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あらすじ
ラキが心配そうに見守る中、火口原で始まったクレアとプリシラの決戦は、山場を迎えた。クレアは、両腕から次々と生える剣で、プリシラに高速剣の猛攻を加える。これに対し、衝撃波で、クレアにダメージを与えるプリシラ。ミリアたちは、自分たちの力ではどうしようもないと悟り、戦況を見守るばかりだった。
プリシラの巨大な腕で掴まれ投げつけられたクレアは、必殺の羽根ミサイル攻撃を受けた。高速剣ですら防御できないこの攻撃を受けたクレアは、血を吐きながら墜落。地上に激突する寸前で意識を取り戻し、プリシラに激しく反撃した。地上に叩きつけられたプリシラは、身体を元の大きさに戻し、錯乱状態になってしまった。
クレアが止めを刺そうと剣を構える中、2人の前に現われたのは、ずっと様子を見ていたラキだった。プリシラを殺さないように、戦いを止めるように、とクレアに訴えるラキ。懸命のラキの説得に、クレアは攻撃を中止するが、混濁したクレアの触手は、無意識のうちにラキに迫った。
そんなラキを突き飛ばし身を挺して救ったのは、重傷のジーンだった。鋭いクレアの触手で四方から突き貫かれたジーンは、今度は自分がクレアを覚醒から救う、と宣言する。これを聞き、ジーンの身体を心配して拒むクレア。
だが、分の傷が致命傷だと明かしたジーンは、残りの命をクレアのために使うと告げ、次第に妖力を上昇させて――。
おーちゃん
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