機動戦艦ナデシコの8の情報・感想・評価

エピソード08
温めの『冷たい方程式』
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あらすじ
辛くも火星を脱出したナデシコは、第4次月攻略戦の真っただ中に出現する。しかも、火星でチューリップに飛び込んでから、8ヶ月もの時間が経過していた。その間にネルガルと連合軍は手を結び、共同戦線を張っていた。ナデシコは連合軍に編入されることになるが、納得できないアキト。そこに敵が襲来してきて…。
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鈴木パンナコッタ

鈴木パンナコッタ

機動戦艦ナデシコ 第8話 温めの『冷たい方程式』 いや~やっぱりこのロジカルな展開が最高。ラブコメ的なシチュエーションに至るために、ものすごくSF的な積み重ねをしていく。これって、ひょっとして藤子・F・不二雄の漫画と近いのでは?コメディでコーティングして、ぱっと見は明るいの。 本筋の伏線もバシバシ張られているんだけど、それ以上に各話の瞬発力が魅力だよなぁ。前回のラストを受けて死の恐怖がよみがえるけど、同じく死んだガイを思い出して復活…という「えっ?」となる結論。実はガイとそんなに交流なかったから、ほぼ自己完結なんだよね。このへんはテーマにも通じる部分。 あと、からかわれまくったリョーコがアキトを名前で呼びを始めたのが良かった。リョーコみたいなキャラクターをイジりたくなる気持ちはわかるなぁ。 三人娘の本筋に関わらない感は安心できるよね。本筋に関係するSFギミックと無縁だから、シンプルにラブコメに彩りを与えて明るいノリを作ってくれる。 あと、ナデシコのアレについて、8話目でコミュニケという名前が出てきたのに驚いた。小説版での名称だと思い込んでいたよ。(劇場版ではウインドウ通信と呼ばれる)
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