挙燭

バック・アロウの挙燭のネタバレレビュー・内容・結末

バック・アロウ(2021年製作のアニメ)
3.0

このレビューはネタバレを含みます

視聴者の期待に応えたうえで毎話サプライズを用意してくれる点は非常に良い。
例えるなら、ラーメンを頼んだら半チャーハンをおまけしてくれるラーメン屋のようなアニメであった。

このアニメ最大の特徴はキャラクターの個性の強さだと思う。
信念が力に直結するだけあって、モブに至るまで良い味を出してくれる。
ガイ帝は主人公バック・アロウを食ってしまうほどの活躍ぶりであった。

しかし、展開の突飛さ、キャラの個性の強さによって主人公は目立たなくなってしまった。
アロウの正体、リンガリンドの真実も特段盛り上がるものではなく、明確なラスボスもいないので最終回は失速してしまった感が否めない。

地球を目指すオチも何となく収まりがつかず、フラストレーションの残る作品となった。
挙燭

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