機動警察パトレイバーの17の情報・感想・評価

エピソード17
目標は後藤隊長
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あらすじ
後藤隊長の身辺が最近騒がしい。カミソリ入りの手紙が送られてきたり、出前の昼飯に細工がしてあったりで、怨恨がらみのイタズラと推測された。後藤には犯人の心あたりが多すぎて判らない。一方、隊員たちも後藤の異常に気づき、その過去に興味を持ち始める。マラソンやら剣道やら、あの手この手で後藤を試そうとするが、はぐらかされるばかりである。しかし、いやがらせはエスカレートするばかり。ミニパトの上に鉢植えが落とされたり、事件に出動してみればガセネタ、おまけにキャリアの油圧パイプまで切られてしまう。勤務評定も近いというのに、第2小隊の成績はガタ落ちだ。南雲隊長にも心配されるが、後藤の“昼あんどん”は変わらず、悠然としたもの。隊員たちも任務などそっちのけで、香貫花と野明は後藤の尾行まで始めるが、あっさり気づかれてしまう。ところが尾行者は彼女たちばかりではなかった。後藤はそちらにもちゃんと気づいていたのである。 翌朝、レイバー同士のケンカを収めるため、第2小隊が出動した現場にも、その男はいた。そして格闘中の<イングラム>の足元に乳母車を転がしてきた。そのため1号機は転倒して民家を半壊させてしまい、後藤以下一同は、視察にきた海法警備部長と福島課長に厳しく叱責される。しかし後藤は平然として、乳母車を転がした男が、誰なのかを証明してみせた。前二課長・祖父江の息子と、一連のイタズラは祖父江の仕業であることを。そして全ての不祥事を、祖父江の責任にしてしまったのだ。それを知り、怒り狂う祖父江。彼はジャンクパーツを寄せ集めて作った、手作りの<レイバーX>で二課棟に殴り込んでくる! しかし寄せ集めの悲しさか、後藤をやっつける前に自壊してしまい、またもや醜態をさらすだけとなってしまった。