エピソード33
シャフトの犬たち

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あらすじ
松井刑事から連絡が入り、内海らが海路で東京に向かっていることを知った香貫花は、SSSが“バビロンの城門”に網を張るであろうと推理。「どうせ、いつかは戦わなければならない相手だから」と肝を据えた後藤。ライアットガンの使用を許可し、城門の川崎側に待機するよう命令する。
バビロンの城門・・・それはバビロン計画(OVA第2話ストーリー参照)の一端として建設が進められている、木更津人工島と川崎人工島とを結ぶ大突堤。東京港へ入るには、必ずこの工事区域を通過しなければならない。SSSにとって、閑散とした陸地から遠く離れた海上までのこの区域は、まさに荒事を起こすに最適の場所だった。
<グリフォン>を甲板にさらしたまま、城門の木更津側へ入港してくる内海の船。そして城門に上陸するやいなや、<グリフォン>はSSSのレイバー<エイブラハム>を餌食にした。
川崎側に待機していた第2小隊は、対岸に黒いレイバーが出現したことを知り、全速で移動を開始する。中でも、晴海で何の役にも立てなかった(TV第31話)と自分を責める野明は、今夜はボロボロになるまで戦う決意を固めていた。
えりこ