まおゆう魔王勇者の9の情報・感想・評価

エピソード09
「わたしは“人間”だからっ」
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あらすじ
馬鈴薯は悪魔の実、指導なされた農法は邪教のものだとして、紅の学士は異端認定され、中央へと引き渡されることになってしまった。魔王に扮したメイド姉は勇を鼓して使者につき従うが、紅の学士を慕う村人たちが大集結する中で、メイド姉としてのこれまでの思いのたけを語り始める。変革が起きようとしていた…。
コメント1件
平田一

平田一

これを見ずして「まおゆう魔王勇者」は語れない神回。ここまで学び、感じたことをすべて捧げたメイド姉。「虫」として生きることへの明確な軽蔑や「人間」として考えて、生きることの肯定を、まさに叫んだメイド姉に魂が染みました。戸松さんのお芝居もパフォーマンスをもはや越えた名演と言ってしまっても差し支えなさすぎる。 果たして自分は「虫」なのか? それともちゃんと「人間」なのか? その事に見終えたあと、思いを馳せてしまいます。