平田一さんの映画レビュー・感想・評価

平田一

平田一

「鬼滅の刃」絆の奇跡、そして柱稽古へ(2024年製作の映画)

4.5

映画というより、先行上映のイベントに近いけど、それでもやはり、ひと足先に鬼滅を堪能できること、映画館で味わえる鬼滅には勝てませんw

面白いのが新作たる第1話のアニオリ面。オンエアから見てたらきっと思
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スワン・ソング(2021年製作の映画)

5.0

開幕から美しいウィットに富んだ場面があって、そのシーンで主人公が遅れて気づいた勘違いで、一気に引きずり込まれていったApple(TV+)オリジナル映画。数多のクローン人間をテーマとした映画において、初>>続きを読む

プー あくまのくまさん(2023年製作の映画)

2.5

プーさん、ちゃうやん!
人間やん!

って、思わず口に出しちゃったw

殆どながら見で見てたけど、野生動物に食べ物を簡単に与えたら、こうなってしまうかもしれませんよという教訓(?)と、現実はハチミツよ
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INTERCEPTOR/インターセプター(2022年製作の映画)

3.4

アクションそのものはB級の域を脱していないけど、#MeTooや多様性が反映されていましたね。ある場面での敵兵に対するコリンズの発言がものスッゴく気持ち良いし、敵(側の女性兵士)も(笑うの)我慢してたよ>>続きを読む

オッペンハイマー(2023年製作の映画)

5.0

IMAXレーザーGTが必須かと問われたら、何を軸に据えていくかで大きく評価は分かれそう。オッペンハイマーが遭遇する“洪水のごとき閃き”と当事者の頭の中を疑似体験したいなら、IMAXレーザーGTはオスス>>続きを読む

デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション 前章(2024年製作の映画)

4.0

同級生の“死”によって初めて実感する現実、声を聞けなくなってしまった世界が発する悲鳴のような、目を背けてならなかった“ナニカ”で壊れていく平穏…

奇しくも今月拝見した『デューン パート2』のみならず
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不屈の男 アンブロークン(2014年製作の映画)

3.8

ワタナベ曹長のキャラが何度見ても、複雑でとても興味深いです。

ルイに対するシンパシーはきっと本当なんでしょうし、もしかしたら非行に走った頃の彼が見えたのかも。

華々しいオリンピック選手としてのルイ
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劇場版ポケットモンスター ピチューとピカチュウ(2000年製作の映画)

3.5

これだけが配信されてないのも、何だかビミョーだが、大都市で繰り広げられるドタバタとしては及第点。というか短編なのに、よくああまで大都市を、もとい都市の裏側も魅力的に魅せれるなぁ。

「BANANA F
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The FEAST/ザ・フィースト(2005年製作の映画)

3.8

グロ描写もさほどだし、別段怖くもないけれど、全方位で丁度良い、モンスターパニックもの。謎のバケモノの来訪で時間外営業となった寂れた酒場内での殺るか喰われるかの死闘。

とにかくビールとツマミを片手に見
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ロス・バンドレロス 盗賊たち(2009年製作の映画)

3.4

『ワイルド・スピードMAX』に収録の短編映画。本編のタンクローリー強盗に至るまでの仲間集めや再会が物語の中心で、ドミニカ語が本編の半分を占めてたり、現地を結構取り入れているところが面白かったです(他国>>続きを読む

Turbo Charged Prelude to 2 Fast 2 Furious(原題)(2003年製作の映画)

3.4

さすらいの賭けレーサーで生計を立てていて、逃避行を続けていたブライアンの物語。『ワイルド・スピードX2』の本編が始まる前に収録されてる作品なので、レンタルでも見られます。

サクサクと進みますし、物語
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ジュブナイル(2000年製作の映画)

3.8

映画としては荒削りで、名作とは言えないけれど、この映画にしか出せない魅力がたくさんありました。

米アカデミー賞視覚効果賞を受賞、世界中でも大絶賛に包まれた傑作映画『ゴジラ -1.0』を手掛けた山崎貴
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ナンバー23(2007年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

数字にしてもなんにしても、人って常に結びつけたり、こじつけるのが巧いから、劇中に出てきた台詞(「『23』も君が探すから見つかるんだ」)はまさに真理だと思う。そんな映画のコンセプトは「連想ゲームもの」で>>続きを読む

フランケンシュタインの怪物の怪物(2019年製作の映画)

1.2

モキュメンタリーなのか、俳優自身の体験談から生まれたドキュメントなのか、まるで不明な30分。画質の荒い劇中劇みたいなパートは悪くない。けど考察云々以前に狙いが全然意味不明。

「で、結局何なの?」
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スペースマン(2024年製作の映画)

3.7

自己防衛の行き着く先かのような宇宙船内と夜明けの水面を奏でるような静謐な音楽が、ものスッゴく素晴らしかったNetflix映画。ヨハン・レンク監督(「チェルノブイリ」)のどこまでも静かに綴り、決して大袈>>続きを読む

関心領域(2023年製作の映画)

3.8

アウシュヴィッツ収容所の隣に暮らす一組の家族の生活を中心に据えた異常な日常もの。オスカー発表前日の先行上映で観ました。

が、これはハッキリ言って、コンディションを整えてから、再挑戦しないことには、感
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デューン 砂の惑星PART2(2024年製作の映画)

5.0

IMAXGTレーザーでしか味わえない衝撃と、“救世主”を生み出すために張り巡らされる謀略…2部作の後編は『ロード・オブ・ザ・リング』以上の一大巨編にして古典、獰猛かつ残忍でドロドロとした政治劇…一人の>>続きを読む

エネミーオブUSA(2009年製作の映画)

2.5

ジャンル的には「午後のロードショー」で流れていそうだし、冒頭の線路上でのアレが大ボケ炸裂で、その時点でこの映画の見方が分かった気がします。けどエシュロンの話には世界規模の監視システムを告発したスノーデ>>続きを読む

ぷかぷかジュジュ(2012年製作の映画)

4.1

いつだって変わるときに子供も大人も関係ないって、メッセージをとても感じる優しい日常ファンタジー。接待ゴルフでなかなか一緒に遊べないお父さんや、その事は分かるんだけど納得できない女の子がファンタジーから>>続きを読む

パロルのみらい島(2014年製作の映画)

3.5

懐かしい冒険ものっていう印象の作品です。バロルたちが一体どんな生き物かは謎のまま。けど世界にこれっといって戦争は起こっていない、比較的平和な世界が背景なようですね。

ただ、何か頭一つ抜けたような作品
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アルヴ・レズル(2013年製作の映画)

3.4

アイキャッチがあったりと、これまでの作品群よりTVアニメの1話感がとても強い作品です。ライトノベル原作アニメのような世界観ですし、ヒロインの設定も良くも悪くもラノベ的。でもしっかりエンタメとして楽しめ>>続きを読む

デスビリヤード(2013年製作の映画)

3.7

ちゃんとゲームをしない場合の結果も説明されてたり、丁寧に描かれているソリッドシチュエーションアニメ。何故ここにいるのかやこの二人なのかというミステリーを少しずつ紐解いてくれるうえ、終盤で明かされる種明>>続きを読む

黒の栖 CHRONUS(2014年製作の映画)

3.8

これは結構イメージよりも爽やかな作品です。死神が少年マンガの主役みたいな立ち位置で、強いていうなら仕事を請け負う職員みたいな感じです。幼少からその存在が見えてしまう少年に接する理由もスカウトみたいで新>>続きを読む

アルモニ(2014年製作の映画)

4.1

『AURA』もだけど学校を居心地の悪い場所、黒く淀んだ密室として描いているのがスゴく良い。その中で接点のなかったはずの男の子とカースト上位の女の子の“共鳴”も良かった。特に勇気を振り絞ったクライマック>>続きを読む

アーミー・オブ・シーブズ(2021年製作の映画)

3.8

これまでにスナイダーが携わった作品よりも軽快で爽快な逆転劇になっていて、強盗は捕物帖へ動いたときには終わってた、って切り口から幕を開けるクライマックスも最高! Netflix×ザック・スナイダーが手掛>>続きを読む

ストレンジ・ワールド(1965年製作の映画)

1.6

(未見ですけど)『チューブ・デイルズ』や『それでも生きる子供たち』と、ヨーロッパって定期的にオムニバスを撮っていて、これも何か似た匂いを最初は感じましたね。

けど77分間がとにかく眠くてたまらなかっ
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ホイットニー~オールウェイズ・ラヴ・ユー~(2018年製作の映画)

3.1

ホイットニーの才能を早くから買っていた母親シシーとのエピソードが一番印象的でした。同性愛者と噂されたホイットニーの親友・ロビン、ホイットニーの元旦那・ボビーとの付き合いを尊重したり、放任とは違っている>>続きを読む

ブレイブウィッチーズ ペテルブルグ大戦略(2017年製作の映画)

1.0

まだ1期も途中までしか観てない人間なんだけど、地元のTSUTAYAが閉店なので急いでレンタルして拝見。

まあホント、シリーズファンなら楽しめそうなお話です。

何かもうこの手の話がゲンナリと言います
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ライトニング・イン・ア・ボトル 〜ラジオシティ・ミュージックホール 奇蹟の夜〜(2004年製作の映画)

3.8

敬愛する二大監督、アントワーン・フークア(『イコライザー』シリーズ、『サウスポー』)とマーティン・スコセッシ(『タクシードライバー』『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』)が監督と製作総指揮をそれぞれ>>続きを読む

アメリカン・フィクション(2023年製作の映画)

4.5

モンク(僧侶)という名前を持つ主人公の現役作家が執筆した小説に振り回されるブラック・コメディ。何でこれを映画館で流す機会を作れなかったのか、ものスッゴく悔やまれる映画でパンチが効いてます。

ステレオ
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HIDEO KOJIMA:CONNECTING WORLDS(2023年製作の映画)

5.0

観終わったあとに残るポジティブなエネルギー、ゲームという媒体だから叶えられるものだとか、とにかく僅か1時間で語られるクリエイター、小島秀夫さんの創作の話は一度じゃ観足りない。

小島秀夫は「アルゴリズ
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ザ・ショック(1976年製作の映画)

3.8

“39回の連続ショックにあなたは何回耐えられるか?”
“ザ・ショック!”
“思いきり、悲鳴をあげて下さいーー”

内容よりマリオ・バーヴァのテクニックが面白い。ブランコから消える息子、勝手に動いている
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パッション(2012年製作の映画)

3.8

ノワール調になってからは一転して面白い。序盤は正直平淡で、退屈とも思ってたけど、クリスティーンとイザベルが不穏になってから一転。本性たるパワハラ上司を露にするクリスティーン、依存体質の人間に蝕まれるイ>>続きを読む

ルディ・レイ・ムーア(2019年製作の映画)

4.1

スタンダップコメディをこれまで多く配信してきたNetflixだからこそ出来た映画だと思う。批判されても流行に合わせることしか出来ない世間に、ガッツとアイデアでかちこんだ実在したエンターテイナー。しかも>>続きを読む

エル・マリアッチ(1992年製作の映画)

3.8

人違いで殺し屋たちに追われる羽目になってしまった流れ者のギタリスト“マリアッチ”のアクション映画。後にセルフリメイクされる『デスペラード』のオリジンで、ロバート・ロドリゲス監督の長編監督デビュー作。明>>続きを読む

Bedhead(原題)(1991年製作の映画)

3.6

この時点でカメラワークに新人離れを感じたし、カートゥーンアニメ的なギャグとは微妙に違ってて、エッセンスを節々に感じたショートフィルムです。昨年『ドミノ』を監督したロバート・ロドリゲス初期の、文字通りの>>続きを読む

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