マジンガーＺの38の情報・感想・評価

マジンガーZ 第38話 謎のロボット ミネルバＸ なんだかわからないけどグッと来た。いつもと違う音楽の力に加えて作画も良く、ミネルバXがものすごく色っぽい。恋人のように振る舞う人間っぽい姿を見せながら、同時にパイルダーやアフロダイの頭部にパイロットが描かれて巨大ロボットであることも強調。 巨大ロボでありながら極めて女性的、回路で制御された機械でありながら感情を感じさせるような振る舞いをするという倒錯的な描写の果てに、悲劇の最期を迎える展開がとにかく衝撃。もうゾクゾクするような面白さ。 言葉を話さない、巨大ロボット、機械であることしつこく描写と、ミネルバが人ではないことをこれでもかと強調しているのに、仕草や周囲の反応でいつの間にか感情移入している。これぞアニメの力よ。いやー驚いた。感動したよ。 これまでDr.ヘルがちょくちょくマジンガーっぽい機械獣を作ってきたのって、ミネルバの設計図を持ってたからなのか、と考えれば納得。 兜博士の設計図通りに作るのはシャクだからアレンジしていたけど、一向に勝てないから設計図をそのまま再現してミネルバを製作、的な。

ごめんなさいねミネルバ

パートナー回路