COOH

86―エイティシックス― 第2期のCOOHのレビュー・感想・評価

4.8
Xのタグで出会った作品
ラストネタバレから知ってしまったけど感動する理由が知りたくて鑑賞
結果、SF作品では久しぶりにハマった

シーズン1とシーズン2でガラッとテーマを変えてくる構成も好きだし、メカの戦闘描写が殺陣を連想させるような動きの連続でとても新鮮だった
何より、ストーリーにおいて後からじわじわと効いてくるような絶妙な絶望の重ね方…わざとらしくないリアルな絶望だったと思う

86の価値観を受け止めて尚、「君達は生きるべき存在なんだ」と手を離さなかった身近な大人達に私も救われた
最近の作品は相容れない価値観に対して「そっかしょうがないね」と尊重するのが良しされている印象だったので特に。

「絶望と希望は同じもので望むけど叶わない
その表と裏に違う名がついているだけだ」
「人は容易く死ぬ どれほど先を望んでいても」
「誰かを悼む時間を遅いなどと思いません」

サラッと流れていった好きなセリフたち

このキャラクター達の旅路をまだまだ見ていたいけど綺麗な締め方したから続編はどうかな?
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