よこなみたてなみさざなみじゅん

妄想代理人のよこなみたてなみさざなみじゅんのネタバレレビュー・内容・結末

妄想代理人(2004年製作のアニメ)
3.3

このレビューはネタバレを含みます

うーん、全く好みじゃない
やっぱり教訓的内容のアニメが好きじゃねぇんだよ……

一現代っ子としての感想です。
奇妙な作品だった。
誰もが内に秘めてる悪いのは俺じゃないっていう生存戦略として合理的な責任転嫁の感情がテーマだった。みんな他人事では無い。言いたいことは分かるよ。でもみんな、そんなもんだろ。その救いが一時の慰めにしかならない幻想であったとしても、そんなこと知った上で縋りたい人間だっているんだ。まぁこの作品でのターゲットではないってだけだろうけど。私は気に入らない。
人間の薄汚れた内面の描写は大変好ましかった。秀逸。

昔の作品だから価値観が合わないのは当たり前だけれど、人物の像は全く好きでない。

中弛みがひどい
5話はつまらなすぎて寝落ちしたうえ、本当に耐えられなくて人生で初めてアニメを2倍速で見た。