アニメの在り方をテーマとしたアニメであり、アニメとその制作者こそが世の人々の現実逃避を助ける妄想代理人であった。
需要し心を委ねる消費者と無心で生命を吹き込む必死な制作者、さらにはまるで自然発生的な…
今敏監督の作り出す、現実と妄想の混同した世界は本当に引き込まれる。
人の心が抱える弱さや脆さを描くのも本当に上手いなと思った。
奥さんに向けた猪狩刑事のセリフが刺さったなぁ。あんな事言ってくれる…
「少年バット」による連続的に起きる事件、少年バットの正体を追っていきつつ、被害にあった人たちの出来事を描くミステリーな作品。
リアルと夢や幻想が混じり合っていくように進んでいき、それぞれのキャラク…
ムサビ映卒です。でも私が入る前に今さんは亡くなってて直接教わってはいません。そして長い時を経てやっと今…初見となりました。
当時の学友で今作品の話をする人はいました。でも私は未見で「絵がちょいキモ系…
このアニメの大きなテーマは「現実逃避」だと思います。
自分のしたことに責任を持てない人、自分が死んでいることにも気付かないゴースト達、そうして逃げた先に待ち行く奇想天外な運命•••ラストの夢告人が…
終始ほの暗い彩度の画や個々の人物の抱える悩みの一つひとつの演出に魅了されて毎話楽しむことができた。
作品自体が変化球ながらも「現実から逃げるな」と説かれているようなメッセージ性がこもっている点が魅…
最終的には理解できた?と思うけど、途中はかなり置いていかれて、わからないけどとりあえず見ているみたいな感じになっていた。
虚構推理みたいな感じで、少年バットは人の噂や想像力で育っていたという話なの…
残念ながら、いまいち。1~7、12、13で十分な話を無理やり伸ばしたのか、中盤の作画崩壊とストーリーのつまらなさ、現実と虚構の境目が…といえば聞こえはいいけど、どちらの話をしているのかわからなくなる…
>>続きを読む(C)今 敏・マッドハウス/「妄想代理人」製作委員会