狩野義弘

鬼滅の刃 遊郭編の狩野義弘のレビュー・感想・評価

鬼滅の刃 遊郭編(2021年製作のアニメ)
4.0
10話を頂点とした映像革命!
閃光のハサウェイと同クラスのアニメーション絵作りのギアチェンジが起こった!
これ「作画」というよりも「策画」という感じで所謂手書きでキャラクターをイキイキと描いているのはもちろん、背景、効果を3次元空間感覚で撮影が纏めているからこその快感映像!
(こういうのをアニメでは撮影担当が纏めるって思うのですが、間違っていたらすみません)
金田アクション、板野サーカス、に通じる快感をもっとマイルドに馴染ませて使っているのが素晴らしい。多分アニメ好きでない人が鬼滅の話題故に見ても、凄いと感じてもらえると思うくらい自然に仕上がっていますね。
実写ではLEDウォールという2次元を導入して革命を起こしているこの同時期に、3次元空間演出を2次元のアニメに持ち込んでいると考えると、合せ鏡の様で(それぞれ別の山登っていると思っていたらルートは違えど、結果目指している頂上が同じだったっていう感じ?! 言ってる事分かりづらくてすみません)日本のアニメはやっぱりイイ!