相変わらずのハイクオリティ、なんだけど流石にこれまでよりはちょっと普通になった感。でもそこに安心したりもする。次の次の章が大変だから・・休んで・・
甘露寺の回想にこめられたフェミニズム、半天狗の回想や人物造形にこめられたあるタイプの悪への怒り、と原作の良さがそのまま活かされている。
最終回での人命救助と妹の命の2択で葛藤する主人公の心情を荒い吐息で表現する辺りだったり、ラストに原作にはないシーンを追加してエンディング感を増大させている辺りには映像作品としての良さもあった。
ただ感動させようとしすぎて、くどくなってる所は(特に妹関連で)ちょっとある。