mさんの映画レビュー・感想・評価

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2016年1月頭から観た順に登録していってます。

点数基準
5.0→完璧
4.9→滅茶苦茶素晴らしい大傑作
4.8→大傑作
4.7→傑作(大体ここが個人的な良い映画の基準)
4.4〜6→良作だけど少し惜しい
4.0〜4.3→佳作
3.5〜3.9→良い部分もあるが佳作未満
3.0〜3.4→凡作
2.0〜2.9→駄作
1.0〜1.9→最悪
無得点→良悪関係無く気分的に何となく点数を付けていない

映画(878)
ドラマ(44)

マーダー・ミステリー(2018年製作の映画)

-

なんとテレンス・スタンプの妻役が忽那汐里で、ルクエヴァさんと普通に英語でサシで会話したりもする。忽那汐里〜綺麗だぞ!!!カッコいいぞ!!!え、この映画?この映画はクソです!

「デッドプール2」を経て
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彼らが本気で編むときは、(2017年製作の映画)

-

難しいのはトランスジェンダーのリンコさんに分かりやすい『母性』をかなりガッツリと背負わせている事で、その『女性的』=『母性』という分かりやす過ぎる構図と『母性』の類型的な描写に果たしてこれで良いのかと>>続きを読む

祭りの準備(1975年製作の映画)

4.8

まごうことなき大傑作。実際にそこから抜け出してきた人が書いたからこそ宿る実感と、それをしっかりと形にし切った現場の凄さ。さようなら地獄のような故郷。「祭りの準備」というタイトルの深さ。

それにしても
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御法度(1999年製作の映画)

4.9

妖しく艶めかしい愛憎劇。大島渚監督の最高傑作とは言わないまでも、充分に素晴らしい芸術的な傑作と言える。
アルトマン作品や「スキヤキ・ウエスタン ジャンゴ」の鬼撮影監督 栗田豊通の画はリッチで、照明の美
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クソ野郎と美しき世界(2018年製作の映画)

-

1話「ピアニストを撃つな!」
やっぱり「愛のむきだし」をリアルタイムで観て衝撃を受け「地獄でなぜ悪い」を心の映画の一本とする人間としては、園さんがこういう風になっちゃってるのは哀しい。明らかにパワーが
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ハイ・フォン: ママは元ギャング(2019年製作の映画)

-

「スターウォーズ 最後のジェダイ」や「ブライト」にも出演した、ベトナムのアクション女優ゴ・タイン・バンのアクション引退作。

物語はとにかくがむしゃらに一直線。しかしバンさんのアクションの鬼気迫る迫力
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かもめ食堂(2005年製作の映画)

4.7

はっきりと語られる事は無いが、きっと色々な疲れや傷を抱えてきたのであろう中年女性達の心に優しく寄り添う感覚があって、そこにこの映画を単なる『雰囲気映画』にしない真髄がある。

撮影監督を日本人ではなく
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パーフェクション(2018年製作の映画)

4.8

予告も見ず粗筋も知らず、とにかく面白かったという遠方の友人の話だけを頼りに観たのだけど、これが本当に面白かった!
この映画を観る上でベストなのは『何も知らずに観る』事なので、具体的な事はなるべく書かな
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アンダー・ザ・シルバーレイク(2018年製作の映画)

-

このレビューはネタバレを含みます

ついリンチ風味ヒッチコックとか言いたくなるが、まごう事なく「イット・フォローズ」の監督独自の映画だった。あのどこか素っ頓狂で不可思議なテイストがさらにその味を増して繰り広げられる。


挙動が実にボン
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2重螺旋の恋人(2017年製作の映画)

3.9

フランソワ・オゾン監督×マリーヌ・ヴァクト主演、大傑作「17歳」のコンビ再び。故に期待し過ぎてしまった。

題材や主人公の心理に興味深いものがあるとはいえ、正直あまりにも色々やり過ぎた、過剰過ぎたと思
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アンセイン ~狂気の真実~(2018年製作の映画)

4.7

スティーヴン・ソダーバーグ監督×クレア・フォイ主演によるiPhone撮影の野心的サスペンス作品。

主人公が正気かどうかを曖昧にしながら映画は進んでいくが、中盤で物語の真偽が明確になった所から俄然面白
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ゴジラ キング・オブ・モンスターズ(2019年製作の映画)

4.7

怪獣描写に関してはもう1兆点って感じで、怪獣映画史上最高クラスと言っていい。

ゴジラ、ギドラ、ラドン、モスラ、それぞれの生物としてのリアリティを増しつつ、キャラ付けも強化。監督のラドンへの愛情も凄い
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たまもの(2004年製作の映画)

4.8

ほぼ喋らず台詞が無い主人公・林由美香の感情はその行動、表情、身体の動きで表現される。その感情の痛々しいまでの純粋さ、哀しさ。
今は亡き林由美香の奇跡的な演技といまおか映画の独自のトーンとが合わさった結
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スマホを落としただけなのに(2018年製作の映画)

1.5

続編の制作発表で堂々とネタバレされるという奇跡。

脚本と演出が目も当てられないくらい酷い。不調が続く中田秀夫監督・・・・・・。女性を痛めつけたり虐げる描写が多いけれど、それに対して特に作り手のフォロ
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リム・オブ・ザ・ワールド(2019年製作の映画)

4.7

マックG監督最新作は前作「ザ・ベビーシッター」に続きNetflix映画。前作でどうやら(クソ)ガキと自分の映画の相性が良いらしいという事に気付いたマックG、今回も子供達が主人公でジャンルはなんとSFア>>続きを読む

岬の兄妹(2018年製作の映画)

-

この題材に真正面から挑んだ気概は評価したいし、妹役の和田光沙の『体当たり』だけではないリアリティのある演技、そして美術とロケーションが素晴らしかった。「万引き家族」に続いて日本映画があまり目を向けない>>続きを読む

愛がなんだ(2018年製作の映画)

4.8

原作と監督以外の脚本家の存在によって映画の骨組みがしっかりと構築された事で、これまでの今泉映画という枠組みを超える傑作になったと思う。


恋愛映画として素晴らしかったのが単なる『振り回される側』と『
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ゾディアック(2006年製作の映画)

4.8

ディレクターズ・カット版を鑑賞。

フィンチャーの未来式映画作劇の始まり。
ねっとりとした厭な時間の流れ、事件を追う事によって逆に追い詰められていく男達の人生の時間・・言い様のない感覚。



余談だ
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ラ・ヨローナ~泣く女~(2019年製作の映画)

4.7

またまたやって来た「死霊館」スピンオフ。ただし今回のマイケル・シャヴェス監督は、これが初長編監督ながら今作をキッカケに「死霊館3」の監督に抜擢された人。ジェームズ・ワンに後継者に選ばれる程信頼されると>>続きを読む

オーヴァーロード(2018年製作の映画)

4.7

一昔前なら今は亡きシアターN渋谷で流れてそうなB級のプロットに、J・J・エイブラムス・プロデュースで腕のあるスタッフと充分な予算を揃えて挑んだ作品。

まずちょっと古めかしい香りがする(あのタイトルの
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名探偵ピカチュウ(2019年製作の映画)

4.7

『ポケモンと人間が共生する世界』をリアルなものとして実写化する、その世界観の作り込みの本気さに恐れ入った。画面の隅々まで生活感があってリアルなのに、ファンタジックで胸踊る。ポケモンに思い入れのない自分>>続きを読む

シャザム!(2019年製作の映画)

4.8

YouTubeで自分の妻を主演にした自主制作のホラー短編を公開してたのをジェームズ・ワンに発掘されて、「ライト/オフ」で商業デビューしたデイビッド・F・サンドバーグ監督がワンさんに続いてDC参戦。>>続きを読む

ハンターキラー 潜航せよ(2018年製作の映画)

4.6

なんかこう程よく懐かしい感じの面白さが全編あって良かった。とは言え決して古臭い訳ではないのがまた良い。

まず演出のディテールの細かさ、こだわりに好感を抱いた。潜水艦が潜行していく時に、司令室のセット
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ロスト・マネー 偽りの報酬(2018年製作の映画)

4.9

「それでも夜は明ける」「SHAME」「HUNGER」と大傑作ばかり手掛けるスティーヴ・マックィーン監督の最新作は、初のエンターテイメント作品。共同脚色は「ゴーン・ガール」の原作・脚色者ギリアン・フリン>>続きを読む

名探偵コナン 瞳の中の暗殺者(2000年製作の映画)

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マジで久々にコナン観たので懐かしい限り。このサブタイトルって東宝繋がりで「瞳の中の訪問者」へのオマージュなのかな?ベイカー町こと米花町が高田馬場の隣にある事が今回分かりました。あとあの乗り物、故スペー>>続きを読む

戦狼 ウルフ・オブ・ウォー(2017年製作の映画)

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まず冒頭始まってすぐの擬似長回し飛び込み水中アクションで度肝ぬかれてあまりの事に大爆笑、その後もどえらい見せ場の連続でこりゃもう凄い。なんかもう色々無茶苦茶な馬鹿力過ぎて、ちょっウー・ジン!!と何度も>>続きを読む

流転の地球/さまよえる地球(2019年製作の映画)

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『地球崩壊を防ぐ為に地球自体に超大型ロケットエンジンを付けて動かす』というアイデアは懐かしの「妖星ゴラス」と同じだが、まさかあのおバカなアイデアを今のご時世にここまで大金使って大真面目にやるとは!!そ>>続きを読む

HOMECOMING: ビヨンセ・ライブ作品(2019年製作の映画)

4.8

去年のコーチェラでのビヨンセのライブの模様とその裏側を追ったドキュメンタリー作品。

ファーストカットでビヨンセが登場する演出のあまりに神がかったカッコよさに震撼して、一曲目から炸裂するビヨンセの凄ま
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アベンジャーズ/エンドゲーム(2019年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

色々あり過ぎて何から書けば良いんだろう?あまりにも怒涛の感情体験過ぎて、呆然としてしまった。

まず冒頭、静かな導入にここから始まるのか!という驚き。
この場面で既に出ているのが芝居と演出の圧倒的な良
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オール・ユー・ニード・イズ・キル(2014年製作の映画)

4.8


トム・クルーズ主演映画の中でもベスト5に入るくらい好き。

繰り返されるトムの死をコミカルに見せる序盤で巧くルール説明しつつ、ループ物のジレンマであるマンネリ化を大胆な省略で上手く避けて意外性をキー
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懲戒免職(2006年製作の映画)

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名脚本家・渡辺あやが脚本だけでなく監督も務めた2006年の短編。

周りから見るとささやかだけど本人には重大な、このちょっとした感情の襞に目を付けて作品にする辺りがとても良いなぁと思いつつ、もう少
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突き射す(2019年製作の映画)

4.7

役者デビュー作となった今泉力哉監督「退屈な日々にさようならを」で強い存在感を放ち、「来る」にも出演した女優・猫目はちの監督第2作。

これは猫目はち初監督作品「つま先だけが恋をした」の続編なのだけど単
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つま先だけが恋をした(2018年製作の映画)

4.7

役者デビュー作「退屈な日々にさようならを」で強い存在感を放ち、「来る」にも顔見せした女優・猫目はちの初監督作品。

全体を貫く空気感というか作品世界がしっかりと出来上がっていて、その中で猫目はち自身の
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バンブルビー(2018年製作の映画)

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随所で光る演出の頑張りに対して脚本はあまりに幼稚、特に人物造形が凄まじく幼い。
それにも関わらず光り輝くヘイリー・スタインフェルドの見事さ!主題歌もヘイリー歌唱なので、実質ヘイリー・ムービー。

ロボ
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運び屋(2018年製作の映画)

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近年のイーストウッド作品同様、あまりにも肩の力の抜け切った作劇が今回更に炸裂。いつの間にやら一線を超えてするすると突き進んでいくのが巧みで不思議な面白さ。

その一方で、この映画が主人公にあまりにも甘
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ハロウィン(2018年製作の映画)

4.8

観る前は『なんで「ボストン ストロング」の監督が「ハロウィン」撮るんだろう』と思ってたら、完全に「ボストン ストロング」の延長線上にある映画だったので驚いた。

これから殺されるであろう脇役達の会話に
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