このレビューはネタバレを含みます
本誌で追ってたときは読むのがだるかった刀鍛冶編
話が変わるわけではないので特別面白くなったとは思いませんが、それでも映像の綺麗さや迫力はアニメならではなので、見ておいて損はないと思います。
むしろ原作ではだるさしかないのだから、こここそアニメの方がいいとすら言えます。
内容的には刀を手にいれるため刀鍛冶の里に赴く炭治郎。
里に襲来する上弦四、五。
現地に来ていた恋柱、霞柱、同期不死川と手を組んで対抗する。
ねずこ太陽克服。
と要約すれば一瞬で終わってしまうところを1クール分の長さになるものだからまぁだるい。
里が舞台→時代にもあっているし、これまでちょこちょこ出ていた刀鍛冶の人達の思いに触れられる。なかでも玉壺を圧倒する鋼塚さんの迫力は必見。温泉もあるので視聴者サービスも抜け目なし
上弦四五→こやつらのしょぼさが全体を引き下げちゃってます。前回までは云年変わってない上弦が〜とか、れんごくさんを失っても勝てないとか、宇随さん満身創痍で上弦六がようやくとかだったのに、ずいぶんあっさり四も五も倒せるやないか。今までの数百年は何をやっていたのか。
玉壺はキャラ的には嫌いじゃないものの、今まで鬼側にもあった涙を誘うエピソードも特に無く、それでも斬らねばならない哀しさとかそういうのは一切なし。
仲間→これまでもり立ててきた善逸と伊之助を切って、新たなキャラをお供に投入。人気所がいなくなったと思いきや、二人の柱は超人気キャラなのでそのあたりの人選は完璧。
仲間が悲しい過去あるタイプの話でしたが、被りすぎじゃね?
鬼に対する恨みとかにもっていかなきゃならんのである程度は仕方ないにしても、立て続けに同じパターンのカコバナは辛い。なんなら炭治郎も同タイプだし。中盤の「戦闘はやく終わらんかなぁ」となってるタイミングでのこの流れはだるくなってしまいます。
恋柱は色々と変わったタイプなのがいいスパイスになっていますが、戦闘が基本ぶんぶん振り回すだけなのが残念なところ。せっかくの蛇腹剣が…
ねずこ→よかったねぇ。終盤は戦闘シーンの力の入れようが相変わらず半端ないので、そこからの一気にテンポかわるこのシーンはよき
総括すると、原作で悪く感じたところはそのまま残っちゃうけど、アニメのいいところで相殺してくれている感じ