本編が始まる前, スポットCMの様に予告もなしに流された独白。
“とうとうオレも潮時かもしれねえなぁ…”
掠れた声は, 一足先に世代交代したルパンや五ェ門, 不二子やとっつぁんに比べて明らかに聞き取り難く,否が応にも「時代」を感じさせるものだった。
放映を開始した『Part 6』.
初回の昨夜はしかし, シリーズのスタートではなく最後のオリジナルメンバーへの惜別と愛に溢れたものでした。
次元大介、小林清志。
その掉尾を飾るべく, オマージュに満ちて完璧に構成された30分。ちょっと待て, テレビシリーズでこんな見事な回は久しぶりじゃないか!
エンドロールで流れるキャストはこれまで通り。
だが次回からは, 小林氏から大塚明夫氏へバトンは引き継がれるらしい。
高らかに笑う次元の横顔の静止画で締め括った放送。
参ったな, 火薬がキツ過ぎる(TдT)。
旨い酒と旨い煙草を…,さようなら小林 次元。