エピソード08
希望の賛歌

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あらすじ
護衛に守られた女性型ロボットが、野盗ロボットに追われている。護衛達を殺され、追いつめられた彼女は、なぜか突然歌を歌い始める。そこに騒ぎを聞きつけたキャシャーンとフレンダーが駆けつけ、野盗達を一掃した。キャシャーンが救った女の名前はジャニス。その歌声でロボット達の滅びへの恐怖を、一時忘れさせることが出来る歌姫であるという。ある場所を探し続けているという彼女に、キャシャーンは同行することにした。荒野を旅しながら、目的地を目指す二人。そんな彼女とキャシャーンに、再び野盗が襲い掛かる。キャシャーンに撃退された野盗は、彼らにあることを告げる。ジャニスが目指す音楽堂で、コンサートが行われるという噂は、野盗達の耳にも入っている。ロボット達が集まるその時を狙い、野盗の集団が一斉に攻撃を仕掛ける計画があるのだと。しかし、その話を聞いたジャニスは、キャシャーンにそれでも音楽堂まで連れて行って欲しいと頼む。彼女の身体は既に滅びに蝕まれ、死の時が近づいていた。だからその前に、歌わねばならないのだと。そして、ついに音楽堂へと辿り着いたジャニスのコンサートが始まる。歌声が響く中、音楽堂を抜け出したキャシャーンは、一人、野盗達の群れの前に立ちはだかるのだった。