エピソード13
過去は目の前に満ちる

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あらすじ
生きていたルナが、救いを求める者達の滅びを止めている。世界にそんな噂が広まっていた。キャシャーンは真相を確かめるために、ルナがいるという街を目指す。そしてその生存を疑いつつも、リューズもまたキャシャーンの後を追ってルナの元へと向かう。無言で歩き続けるキャシャーンと、そのあとを複雑な思いでついていくリューズ。そして旅の途中にそんな二人の姿を見つけたリンゴとオージ。それぞれに思惑を抱えつつも、降り続ける雨の中、彼らは山中のトンネルに身を寄せるが……。そこへ、マントとフードに姿を隠した一体のロボットが迷い込んできた。キャシャーン達と一緒に、焚き火を囲む謎のロボット。だが彼の姿に、ふいにキャシャーンの記憶が一部甦る。手を伸ばし、ロボットのフードをはぎ取るキャシャーン。その下に現れたのは、かつて世界をその手に収め、キャシャーンにルナの抹殺を命じた張本人、ブライキング・ボスであった。そしてボスは語り出す。キャシャーンが誰に作られ、そして何のために生まれたのかを……。