エピソード14
真実は闇を照らし

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あらすじ
ブライキング・ボスとの再会によって、自分が何者なのか、そしてルナを殺したあの日の記憶を取り戻したキャシャーン。しかしそれはキャシャーンにとって、耐え難い苦痛の記憶でしかなかった。止めようとするリンゴを振り切り、洞窟から一人飛び出すキャシャーン。その怒りと悲しみの慟哭が、雨の降り注ぐ荒野に響き渡る。オージが止めるのも聞かずにキャシャーンを追おうとするリンゴの前に、何処かを目指す大勢のロボットと人間達の集団が姿を現す。彼らは皆、癒しを求めてルナの元へと向かっていたのだ。そこにキャシャーンがいるかもしれないと、女性ロボットに手を引かれ、リンゴも彼女らと共にルナの元へと向かうのだが……。一方、自らのロボット軍団を率いたディオもまた、ルナがいるという街に辿り着いていた。だがディオの命令を待たず、街を襲撃し始める軍団。蹂躙され、次々に破壊されていくロボットや人間達。その様子を、崖の上から見つめる白い姿があった。フレンダーと共に遅れて街に到着したキャシャーンである。しかし自分の正体を知った彼は、闘うことを躊躇していた。