キャシャーン Sinsの22の情報・感想・評価

エピソード22
永遠という名の雫
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あらすじ
ディオの軍団の前に無抵抗のままキャシャーンは倒れ、ルナの街は占拠された。ルナの身はレダによって隔離され、その癒しは選ばれた者にしか振るわれないこととなった。もちろん、その選ばれた者の筆頭は、レダとディオである。だが、共にルナの癒しを受けようと言うレダに、ディオはまるで興味がないといったようにそれを拒否した。呆れた顔を見せつつ、一人ルナの元へと向かうレダ。一方的な宣告に、だがルナは目の前の死を消し去ることだけが自分の成すべきことであると、レダの横暴をただ受け入れる。そして、その指先から流れる血を受けたレダに、癒しの力が働き始めた。一方、城の地下には、純白のボディを見るも無惨に砕かれた、キャシャーンが横たわっていた。それでも激しい苦痛の中、徐々に再生を始める不死身の肉体。その様子を眺めつつ、ディオは彼に残されたただ一つの思いを強くする。レダの元へと向かい、ルナの癒しにより以前の美しい肉体を取り戻し歓喜する彼女に、別れを告げて城を出るディオ。その腕に抱えられているのは、キャシャーンの身体。街を離れ、人気の無い岩山へと辿り着いたディオは、そこでキャシャーンの再生を見守る。今や、彼の願いはたった一つ。キャシャーンと戦ってその手で倒し、彼を越えることだけであった。