記録
再見、素晴らしい。
レグとリコにとってのアビスは、生まれであり還る場所。彼らが深く潜ってゆくのは根源的欲求であるともいえる、アビスは我々にとっての海である。なぜ彼らはあれ程小さな身体で大きな絶望に立ち向かえるのか、勇気か、無謀か、はたまた呪いか。
メイドインアビスの世界のディティールが細すぎて、どうしようもなく知的好奇心をくすぐられる。緻密な設定と世界観の深さに強く惹かれる、未知という存在を描く上手さがずば抜けてる。どうしようもなく美しく、残酷。
ナナチが、そしてミーティーが、いつかどこかで、2人幸せに笑い合えますように。
度し難い作品だ!