エピソード16
ただひたすらに

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あらすじ
シュガは、青霧山脈に来ていた。バルサとチャグムが落ちていった谷は前日の雨で、あの時立ち込めていた毒霧が晴れていた。
シュガが谷底へ降りようとしたそのとき、聖導師の指示により後を追ってきた狩人たちが現れる。誰もがチャグムの生存を願っているのだ。
その確認に崖を降りていくモン。谷底に存在していたのは、馬の死骸と二人の衣装のみだった。
聖導師にチャグムの生存を確信したことと、碑文を読み解いた結論を報告するシュガは、さらに帝の許しを得て、チャグム捜索の全権を任される。
狩人を借り受け、捜索に乗り出すシュガ。武術のみならず、むしろ諜報を得意とする狩人たちの手が、ヤクーの村へと
出発するバルサたちの準備を頼まれたトーヤのもとにしのびよる…。
(C)上橋菜穂子/偕成社/「精霊の守り人」製作委員会