このレビューはネタバレを含みます
前半のメトロポリマン編はデスノートを少し安っぽくバトル化したような感じでしたが、後半は一転会話のみで幸せとは生きるとはについて哲学していきます。
全体としては緩急つきまくりですが、哲学パートは延々と小難しい会話が続くだけなので何もすっきりしません。
しかも最終的には全滅エンド。
神が死んだことによって人類が消滅したってことは、博士の言ってた神＝クリーチャー説が否定されたわけだけど、更なる上位存在がいるっぽいので結局神はクリーチャーだったっぽい……けどそれでどういう意味になるのかが全然分からない…
博士は人間が消えることで神はクリーチャーじゃないと結論づけて消えてしまったんじゃないかと思うけど、上位存在がいて神がクリーチャーっていうのが結論なら博士は間違えたまま人生を終えたことになってしまいます。
ミライ達はそれなりに幸せな人生で達観して消えたかもしれないけど、博士が間違えたまま終わりっていうのはどうも腑に落ちない。
そうすると博士が最後に言おうとしたのは違うことなのかも…
とかグダグダ考えるのが好きな自分は嫌いじゃない作品でしたが、微妙な人には微妙なんだろうなぁ
とりあえず話の規模でかいわりにほぼ日本のことだけってのが違和感ありまくり。
理由付けしたところで不自然は不自然
