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はたらキッズ・マイハム組
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『はたらキッズ・マイハム組』のエピソード情報

第1話

大工の仕事人を目指しているハムスターのガウディは、飼い主のカイトの家族とともに星浜に引っ越してくる。隣に住んでいるのはパティシエのマイスターを目指しているシルビーとその飼い主のミズキ。ガウディとシルビーはハムスターの元締めを訪ね、マイスター試験に挑戦するのだ。マイスターは職人の中の職人、ハムスターたちのあこがれ。 試験が終わろうとしているとき、アラームが鳴り、レスキューマイスター、アレックから連絡が入る。彼は、デパートの火災にマイスターの出動を求めた。エレベーターにカイトとお母さんが閉じ込められている。小さなマイスターたちは、炎に包まれたビルから人間を助けることができるのか?そして、ガウディはマイスターになれるのだろうか?!

第2話

やっとのことマイスターになったガウディ。優秀な成績でマイスターになったシルビーと一緒に、カイトとミズキの学校へ行く。学校には、マイハムの大先輩・ジーンがいるが、その飼い主のマリナに会うのは初めてだ。マリナのミスで飼われているウサギが野良猫に襲われ、一匹が大けがを負い、もう一匹はネコに持ち去られた。 元締めはマイハムの出動を認め、ドクターマイスターのジーンが怪我をしたウサギを助ける。ガウディたちはもう一匹を野良猫から取り戻そうとしている。ウサギは無事に学校へ戻れるのだろうか?!

第3話

ドライビングマイスターのスティーブはチームで動くのが苦手なハムスター。そのジコチュウな性格にガウディは怒る。「スティーブの飼い主は、いったい誰でぇ?」 ガウディの質問に答えたミズキは、クラスメイトの大神大介が飼い主だと教えてくれた。お金持ちの家に生まれた大介は、忙しい両親から愛情のかわりに高いラジコンやゲーム機をたくさんもらっていた。それらのゲームや人気カードを使かってクラスメイトたちの友情を手に入れようとするので、ミズキにいつも怒られている。 そんな大介にライバルが現れる。6年生のラジコンコレクター、天山(テンザン)礼次郎(レイジロウ)。彼はどんな手を使ってもほしいラジコンを手に入れる。今回、目を付けられたのは大介が幼い頃に父からもらったビンテージRC(ラジコン)カー。 RCカーレースで負けた大介は大切なビンテージRC(ラジコン)カーを礼次郎に取られてしまう。大介の悲しみを知っているのは、唯一スティーブだけ。夜中に礼次郎の家に入り込み、大介のRCカーを奪い戻ろうとする。しかし、一人きりの作戦は失敗に終わり、スティーブは犬に襲われドクターマイスター、ジーンの緊急手当を受けた。 大介の大切なRCカーは彼の手に戻るのか? そして、元締めがマイスターハムスターの出動を認めるのだろうか?

第4話

カイトの家の近くには、母、マサミの美容室。今日、やっとオープンの日を迎えることができた。開店記念のパーティに近所の人たちが集まってくる。パーティのクライマックスに出されるのはミズキのお母さん、サツキの作った超美味しい手作りケーキ。しかし、パーティの前日、サツキは風邪で倒れてしまう。ケーキなしではパーティにならないと、ミズキが立ち上がる。パティシエマイスターのシルビーに頼めば最高のケーキが作れるけれど、シルビーは元締めの了解なしに変身できない。ミズキはシルビーのアドバイスを受けながらケーキを作ることにした。 でも、ケーキ作りとフットサルが大違い。見事に失敗の連発だ。ケーキが上手に作れないミズキはイラつき、シルビーにまであたりちらしている。 シルビーになだめられ落ち着いたミズキはシルビーと相談し、かんたんなコーヒーゼリーを作ることにした。しかし、せっかく完成したゼリーは酔っ払った元締めに台無しされてしまう。この騒ぎで大事なフットサルの試合まで棄権しなければならなくなりそうだ。 ミズキ、カイトとハムスターたちは、このピンチどうやって乗り越える? それに、元締めは、いったいこんなところに何をしているの?

第5話

たよりになるレスキュー・マイスターのアレックは、決まった飼い主がいない。 愛する妻と共に消防署に住みついている。 署長がアレックの話し相手。自分の弁当を分けてやり、署長とアレックの間には 「オヤジの絆」が生まれている。 ある日、署長は、本部長から赤ちゃんの世話を任された。 困った署長は、赤ちゃんをミズキの喫茶店に連れていき、ミズキの母・サツキの 助けを求めることにした。 ところが、サツキは買い物で出かけていて留守。困った署長を助けるため、こっ そりマイハムたちが赤ちゃんの世話をする。 シルビーの作ったミルクを飲み、やっと泣き止んだ赤ちゃんは消防署に戻った。 ホッとした署長が目をそらしたすきに、なんと赤ちゃんがいなくなってしまう。 マイハム組が出動し、赤ちゃんの大捜索が始まる。消防署の中だけではなく星浜 の町中を駆けめぐり、赤ちゃんを探しすマイハムたち。 アレックのボスでもある署長は、本部長に赤ちゃんをかえすことができるのか? マイハム組の活躍で赤ちゃんは無事に戻るのだろうか!?

第6話

久しぶりにマイスター試験を開いた元締めが受験ハムスターたちを前にマイハム組の生中継を行う。彼らの活躍をみんなに見せるためだったが、結果は大失敗。いつもは仲の良いガウディたちだが、そこでは自分勝手なことを言い合い、大げんかを繰り広げていた。 元締めは「今のは見なかったことにするのじゃ」と言ったが、受験に来て再び落ちた流れ板のミツルはふてくされる。修行が足りないと失格したミツルだが、喧嘩して任務を達成できないマイハム組と自分はどこが違うのかと、怒り出す。 そんなミツルの前にナゾの裏マイスターが現れた。裏マイスターはマイハム組を困らせるのが仕事だという。裏マイスターは、元締めをハム質(人質)にしてマイハム組を困らせる作戦を練っていた。その間にも、マイスターたちは喧嘩をしたあげく全員がキャプテンになりたいと言い出す始末で、チームの崩壊はますます進んでいた。そんなとき、裏マイスターが「自分だけの力で不得意な仕事を達成せよ」とマイハム組に指令を出してくる。 なんとかやり遂げたマイハム組だが、裏マイスターから「元締めを誘拐した」と告げられる。 マイハム組は、裏マイスターによって船に閉じこめられた元締めを無事に救出することができるのか?!そして、もう一度、あの素晴らしいチームワークを取り戻すことができるのだろうか?!

第7話

カイトのパパ、ケイスケは小説家を目指している。したがって、ママのマサミの働きでカイトの家族は暮らしている。そんなヒモ同然の父親について、作文を書くことになったカイトは、つい父親のことを「冒険家」と書いてしまい、賞まで貰ってしまう。 両親にその作文のことを知られたくなくて、ゴミ箱に捨てしまうカイト。だがその作文をケイスケが読んでしまった。 次の日曜日、ご近所旅行でハイキングに出かけたカイト一家は皆からはぐれてしまう。ケイスケはカイトの作文に書いてあった「冒険家」の心意気を見せるチャンスだと思った。襲ってきた大きな猪からカイトとマサミを助けるためにケイスケが立ち上がる。 マイハム組はがんばるパパを応援するために仕事人の技を見せてくれる。 果たして、カイト家は無事に山から下りられるのか?マイハム組の力は雄大な自然に通用するのか?

第8話

モテモテのマリナにふさわしい王子様を見つけるため、マリナ宛のラブレターを全てチェックしているジーン。『星の瞳の君へ』と題されたラブレターに感激したジーンは、マリナとその手紙の主を引き合わせるべく、ガウディ、シルビー、カイト、ミズキと捜し始める。リストアップした男子たちの前でラブレターを落とし反応を見る作戦だ。ジーンは、手紙に反応した1組のシュウタがその差出人だと思う。 同じ差出人から新たに『四時に星浜公園で』という手紙を受け取るマリナ。元締めを納得させ、とうとうマイハム達も出動し、ムーディなデートを盛り上げる作戦が立てられた。 マリナとシュウタのデートがうまくいったらと、ジーンも燃えている。マリナとシュウタが付き合うことになれば、ジーンはシュウタのお父さんの病院に出入り自由となるからだ。 ジーンの思いつきはうまくいくのか!? マイハム組は、恋の大作戦で成功を収めることができるのだろうか!?

第9話

ひまわりメッセでシルビーの作ったケーキを食べながら談笑するガウディたちは、元締めの話題で盛り上がる。誰も、元締めについて詳しいことを知らないのだ。一体、元締めは何のグランドマイスターなのだろうか? 普段はミッションを出すだけでほとんど働かないただの“エロジジイ”である。 元締めを尾行して、真実を暴こうとする一同。 元締めを追っかけるマイハムたちは、よく当たると評判の占い師「ひまわりのハハ」を訪ねたり、酔拳のマイスターに助けられたり、大騒ぎ。さらには、タローズ・ブートキャンプまでやらされてスポーツダイエットに挑戦させられた。 ここで、マイハムたちは、あることに気がついていた。出会った人たちがみんな、なんとなく元締めに似ている???? そういえば、ご隠居やハムスター幼稚園の園長や釣りマイスターも元締めにそっくりだ。 もしや、元締めは「七つの顔を持つ男」なのだろうか!? 果たして、本当の姿は!? ガウディとその仲間は元締めの素顔に迫ろうと、ひまわりメッセを駆け回る。

第10話

ご隠居、ケイスケ、消防署長が通うラーメン屋「ほしはま」。ある日、その店の前に超有名な「大日本ラーメン」の支店が開店する。すっかり客を持っていかれ閉店を覚悟する店主のユズさんを助けるため、元締めはマイハム組を出動させる。大日本ラーメンの味を確かめに行ったシルビーとミズキは店長に見つかり裏口から追い出される。店長に「小汚いねずみ」と呼ばれたシルビーは「絶対許せない~!」と目から炎が出るほど怒っていた。そんなシルビーが考え出したのは「コンソメ・ラ・メーン」。しかし、フレンチ風ラ・メーンは、料理専門家のウンチク先生に「ラーメンじゃない」と切り捨てられた。 ついに、ウンチク先生の立ち会いで大日本ラーメンとユズラーメンが対決することになった。このラーメンバトルに負けたほうが店をたたむ。元締めはラーメンマイスター・麺太郎を呼び、あるレシピを手渡した。ユズさんの亡き夫のラーメンを復活させるのだ。ガウディとアレックは店内の改装、スティーブ、ミズキとシルビー、ジーンとカイトも材料の調達に走り回る。ラーメン対決の日。「大日本ラーメン」が用意したのは塩・醤油・味噌味の「トライアングル・ラーメン」、ユズさんは麺太郎に教えられたとおりにスープを作ったが、大日本の店長が天井の穴からスープに塩をいれ台無しにされてしまう。もう、時間がない!!!マイハム組と麺太郎はこのピンチをどう乗り越えるのか?!ユズさんは本当に店をたたんでしまうのだろうか?!

第11話

いつも以上の王様ぶりを発揮してクラスの皆から給食を取り上げる大介。 そんな大介を見ていたカイトとミズキは、いつもと違う様子に心配している。 実は大介は両親に隠れて猫のブッチーを飼っており、その餌のためにエサ集めているのだ。ブッチーは元気な子猫。しかし、大介のお母さんが動物アレルギーなのでガレージに隠して飼っている。 外に出たがって暴れるブッチーを散歩に連れ出す大介。誰にも分からないように変装まででしている。しかし、すぐにカイトとミズキに見つかってしまう。カイトとミズキは、ブッチーを見て、大介に「一緒に世話をさせて~」と頼むのだった。 子供達とハムスターに子猫のブッチーも加わり、近くの裏山で楽しく遊ぶ。そのとき、ジーンがブッチーを見て猫と違うことに気付く。彼女は、ヒマワリメッセのパソコンで情報を収集し、ブッチーの正体を突き止めていた。なんとブッチーは子猫ではなく、ベンガル虎の子供だったことが判る。 その子虎は一週間前に「動物ランド」から逃げ出し、100万円の懸賞金がかけられていた。町中の人たちが懸賞金目当てに子虎を探している。 星浜にやってきた怪しい男が二人。ブッチーはその男達に連れ去れてしまう。彼らは世界を飛び回る動物密猟者だ。 ブッチーを救うため男たちを追いかける大介もとらわれの身に。ブッチーとともに山小屋の地下室にとじこめられてしまった。 元締めの号令により、カイト、ミズキとマイハム組は大介とブッチーを助けに向かう。密猟者と戦い大介とブッチーを救えるのは、小さなハムスターたちとカイトとミズキだけだ。 マイハム組は、大介とブッチーを助けることができるのか?! ベンガル虎のブッチーは、無事に母親のもとに戻れるのだろうか?

第12話

毎年、サンタクロースのマイスター試験に落ちているゴロ。今年は、三つの課題をクリアすれば合格ということになった。そこで、ガウディ達はゴロの試験の手助けをするが、その中で、ゴロが今までお人好し過ぎるために落ちてしまっていたことを知る。 課題を二つクリアしたものの、天然のゴロは、ガウディ達が課題の手助けをしたことを元締めに話してしまったため、ゴロは不合格となってしまう。しかし、不合格になったことを知らないゴロは、最後のお題である『最もサンタらしいプレゼントは何か?』に悩んでいた…

第13話

気まぐれな元締めは突然のマイスター試験を行うことにする。現れたのはハムスター3匹のみ。マイスター試験常連の流れ板のミツルは、またもちょっとした理由で落とされる。あとの2匹はゲームマイスターを目指すテンドーと格闘マイスターを目指すリキ。彼らにはマイスターとしての腕はあるものの、元締めは2匹を不合格にしてしまう。そして、人間を恨んでいるテンドーと勝利にこだわり過ぎているリキに、人間や仲間を助けるマイスターの仕事の大切さを伝えるのだった。 不合格に不満爆発のテンドーとリキはひまわりメッセを後にする。そこへ謎のハムスター、ダーツ・ベイダー(ダーツの達人)が現れる。ダーツ・ベイダーに連れられ2匹が向かったのは、隣町の『ローズパレス』であった。『ローズパレス』はマイスターに対抗するジョイスターという組織の本部。ここのハムスターたちは「仕事人」ではなく「遊び人」を目指している。テンドーとリキもダーツ・ベイダーの誘いによってジョイスターとなり、「元締めとガウディたちの邪魔をする」と誓ったのだった。 そんなある日、カイト一家とミズキ一家の行きつけの寿司屋がマグロを買い付けられなかったために休業していた。すし店で飼われているミツルの頼みで、マグロを獲りに青森の大間へ向かうマイスターたち。ジョイスターとなったテンドーとリキの襲撃をかいくぐり、マグロを獲ることには成功したが、敵の登場に騒然となる。 ジョイスターの妨害にガウディたちはどう立ち向かうのか?! マイスター対ジョイスターの戦いは、激しさを増すのだろうか?!

第14話

マグロ漁妨害に失敗したテンドーとリキ。2匹は、マイハム組に対抗すべく「ジョイハム組」を作ることをダーツ・ベイダーに提案する。キメ台詞まで勝手に考えていたが、メンバーがいないことをダーツ・ベイダーからつっこまれる始末。それでもリキとテンドーは「今日中にメンバーを揃えジョイハム組を結成する。どうしても、マイハム達に復讐させてほしい」と訴える。陰謀を抱くダーツ・ベイダーはリキとテンドーの願いを受け入れ、2匹は喜び勇んで出ていった。 ジョイハム組に参加するのは三つ子ハムスター:一郎、二郎、三郎。赤、青、黄色のレンジャー風スタイルの三つ子に加え、テンドーとリキも白と黒の制服を着込んでいる。ついにジョイハム組が誕生した。もちろん、ジョイスターのたくらみをガウディたちは何も知らない。 自然観察のために山の公園へ来ていたカイトとそのクラスメート。同行したガウディたちも自然を満喫していた。 しかし、楽しいはずの社会科見学で彼らは山火事に遭遇してしまう。 炎の勢いは強い。カイトやクラスメートを避難させると、ガウディたち5匹は「マイハム組」に変身し、森の動物を助けに走る。 アレックとスティーブは消防車に乗り消火にあたる。ところが、火事の現場に怪しい装甲車が現れた。なんと、テンドーとリキのジョイハム組が森に火をつけていたのだ。 火の海の中でスティーブが運転する消防車が装甲車を追いかける。 だが、炎に包まれた森には冬眠するリスが残されていた。 マイハム組とジョイハム組のバトルの結末は?! 火事を知らずに冬眠するリスたちを、無事に助けることができるのだろうか?!

第15話

男子なら誰でも一度経験したことがあるだろう。学校でお腹が痛くなり、トイレに入るときの恥ずかしさと、他の生徒たちの大騒ぎを。トイレに入るだけでいじめられる厳しい現実に、マイハム組が立ち向かう。 2068年、老紳士となったカイトは遠い過去を回想していた――。 学校でお腹が痛くなってしまったカイト。しかし、小学生にとって学校で『大』のトイレに入ることは、並大抵の恥ずかしさではない。クラスメイトに冷やかされるのが嫌で、なかなかトイレに行かないカイト。カイトの苦しみを見てられないガウディは、「カイトをトイレに行かせるぜ!」と、活動許可を元締めに求めた。カイトに同情した元締めは出動を許可する。 マイハム組が作戦を立てカイトを誰にも見つからずにトイレに連れて行こうとするが、途中で天山に邪魔され上手くいかない。 学級会の途中、カイトの我慢が限界に達したとき、横で大介がトイレに行きたいと手を上げた。そんな大介をケンタやアキラが「大ちゃん~」囃(はや)し立てるのを見て、ガウディ達はようやくカイトが苦しみながらもトイレに行かない理由を知った。 「こんなのは間違ってる!」と、いきどおるシルビーやジーン。ミズキやマリナも賛同しトイレに行くことは恥ずかしいことじゃない、と訴える。意を決したカイトはついに、「先生、僕、うんちしてきます!」と言い放ち、トイレに向かった。教室にはその勇気を称(たた)える拍手が沸き起こる。 そして、お腹が痛くなったケンタとアキラに、「大はしたい時にすればいい」と優しく声をかけるカイト。『この世に大がある限り、世界は大で結ばれる』というカイトの言葉に、大喝采が起こったのだった。 回想する老紳士・カイトは、そんな思い出を奥さん思われるお婆ちゃんに話している。 ところで、そのお婆ちゃんって、いったい誰?!

第16話

お金持ちだが両親が共働きの大介は、常にナニーが側にいて身の回りの世話をされている。ところが、自分勝手な大介のせいでナニーはすぐに辞めてしまう。大介はまた新しいナニーを待つことになった。 そんな時、人間界&マイハム界にインフルエンザが蔓延し、カイト達は学校を早退する。ガウディ達は、倒れてしまった保母マイスターの代理で、幼稚園の先生をすることになった。 その頃、学校から帰ってきた大介は、新しいナニーの有目(アリメ)と出会う。有目は今までのナニーと違い、大介をきちんと叱り、大介をほったらかしにする母親まで叱り飛ばした。そんな有目に好感を抱く大介。 一方、ガウディ達は、子育ての難しさを知って困り果てていた。ただ、ハムっ子たちと遊べばいいと思ったが、一緒に遊ぶだけでは子供はコントロールできず、保育園は大混乱に陥ってしまうのだった。 困った元締めは最後の手段を思いつく。ナニーのグランドマイスターであるメアリーに出動を要請したのだ。 威厳があると同時に優しい態度でハムっ子たちに接するメアリー。その扱いに感心するガウディ達。 有目と大介、メアリーとマイハム組とハムっ子たちは、楽しい時間をともに過ごすが、別れの時間が近づいていた……。 寂しさを隠せない大介や保育園のハムっ子たちに楽しいプレゼントを残していくナニー。 暴れ放題のハムっ子やわがままな大介は、ナニーの出現によっていったいどんなふうに変わったのだろうか?!

第17話

カイトの近所に「オバケが出る」と噂の洋館があった。なんとオバケは、ケイスケ、ご隠居、署長の前にも姿を見せる。 学校帰りのカイト、ミズキ、マリナ、大介は、早速、その洋館へ探索に向かう。洋館に入った4人はいきなりオバケに脅かされた。人形が動いたり、壁に飾っている絵の目が動いたり、最後には白いシーツを被ったオバケが現れ、4人を追いかけ回したのだった。 逃げる途中、カイトは頭を打って意識を失ってしまう。ひとり起きあがると、洋館には元の静けさが戻り、外からは女の子の泣き声が聞こえてきた。カイトは、そこでお母さんを待っているカスミという少女に出会った。 洋館に残されたカイトを助けるため、ミズキ、マリナ、大介は、恐怖を押し殺し再び洋館を訪れる。オバケはさらに攻撃をしかけ、今度はお皿が飛んだり、シャンデリアが落ちたりした。その大きなシャンデリアの下敷きになりかけたカイトだが、少女カスミの呼びかけで助けられた。 一方、カイトを助け出す任務を負ったマイハム組も調査に向かう。やがて、オバケ騒動はテンドーとリキが起こしたものだと分かった。マイハム組と彼らの飼い主たちのミッションは、オバケ退治から、2匹をこらしめることに変更になった。皆の協力により洋館はモンスターハウスに変身し、テンドーとリキを真の恐怖に陥れる。 けれど、最後まで分からないことがあった。泣いていた少女はどこから来たの? カスミの正体って?

第18話

薄暗い法廷のなか、「被告ハム」席で声をあげるアレック。「おれはやっていない!!!」という叫びをさえぎり「アレックこそ犯人だ」と証人をつきつけるベテラン検事マイスター。 いったい、どうしてアレックが逮捕されてしまったのか。現場を目撃した主婦ハムは、「公園でアレックが人を襲い、弁当を強奪した」と証言した。 確かにケイスケは、公園で気を失っているところを発見された。近くにはカラになった弁当箱と唐揚げがひとつ。ケイスケは倒れたショックで記憶を失っていた。 ある日、ようやく小説のエンディングを思いついたカイトの父・ケイスケは、ご隠居、署長との約束を思い出し、星浜公園へ向かう。手には、マサミが作った愛妻弁当。 話の途中、ご隠居と署長が席を立つと、間もなくケイスケは気を失い倒れてしまう。そこに通りかかったのがアレックだった。アレックはケイスケを助けようと引っ張ったり、飛び跳ねたり。それを見た主婦ハムは、アレックが人を襲っていると勘違いしたのである。 アレックの無実を信じるガウディたちマイハム組は、元締めにアレック救済の捜査を申し出る。 ジーンが「あの日と同じ行動をとれば記憶が蘇るはず」と提案し、マイハム組は、さっそくケイスケを公園に連れ出した。マイハム組の指示のもと、ご隠居や署長、カイトやミズキが当日を再現すると、少しずつ記憶を取り戻すケイスケ。 そして、ついに真実が明らかになる!!! ガウディたちはアレックの無罪を証明できるのか!? ケイスケは、すっかり忘れてしまった小説のエンディングを思い出すことができるのだろうか!?

第19話

学校帰りのカイトとミズキとマリナ。行列ができるタロット占い師にミズキとマリナが占ってもらうと言い出した。「占いなんて」と信じていないカイトを呼び止めた占い師は、ずばりカイトにおこったことを言い当てる。すっかり信じたカイトは、ミズキやマリナと一緒に占ってもらう。占いを信じないガウディはカイトを置いて一足先へ帰る。やがて、戻ってきたカイトは、突然ガウディの前で泣き出した。占い師にひどい未来を告げられたのだという。 占いブームは、ヒマワリメッセにも訪れていた。しかし、元締めのもう一つの顔である占いばあさんは、もはや人気薄。大人気をよんでいるのは、タロット占いで全てを当ててしまうリィエンだった。ジーンとシルビーもタロット占いのとりこ。リィエンの言いなりになり、仕事を休んでしまう。  このままではマイハム組で仕事ができなくなると心配したガウディ、スティーブ、アレックは、リィエンの回りを調べ始める。すると、ヒマワリメッセに監視カメラやマイクが仕掛けられていることが分かった。リィエンの後をつけた3匹は、これがテンドーとリキがいるジョイハム組の仕業だったと突き止める。  リィエンは、「爆弾が仕掛けられヒマワリメッセが崩壊する。それをくい止めるには元締めを追放するしかない」と言ってハムスターたちを恐怖につきおとしていた。そして、リィエンを信じたハムスターたちは、元締めをつかまえようと全員で追い回す。 しかし、ガウディとスティーブとアレックがリィエンの嘘をあばき、ジョイハム組の陰謀であることをみんなに告げる。そして、ジーンとシルビーもマイハム組に戻り、ヒマワリメッセに仕掛けられた爆弾を探すのだった。 ガウディたちは、時限爆弾のしかけられたヒマワリメッセを救うことができるのか!? 泣いていたカイトは、占いのショックから立ち直ることはできたのか!?

第20話

学校の体育館でチームの仲間とフットサルの練習をするミズキ。そこへ、バスケットボール部の男子2人が押しかけてきて、「今度の試合に勝たなければフットサル部の練習時間をバスケットボール部によこせ」と言いがかりをつけた。頭に血が上ったミズキは、バスケ部の2人に「次のゲームは絶対に勝ってやる」と、宣言してしまう。しかし、心の中では不安でいっぱいだった。負ければ、体育館での練習ができなくなってしまう。 落ち込んで下校するミズキは最近自分がついていないことに気がついた。算数のテストは35点、通る車には泥水をかけられる。何をしてもうまくいかない今、フットサルの試合にも勝つことなんてできないと、さらに気分を落ち込ませた。家に戻ったミズキを、シルビーとガウディ、カイトが励ますが、ミズキの不安はますばかり。 お母さんに言いつけられ、部屋の掃除をしていると、子供の頃いつも一緒にいた熊のぬいぐるみ、三(さん)ちゃんを見つける。三ちゃんは子供のミズキにとって「幸せのお守り」だった。三ちゃんと一緒なら、幸運が訪れるかも知れない。 ミズキはがぜん元気になる。そして、事実、つぎつぎに幸運が舞い込んだ。商店街の福引きでフットサルのチケットが当たり、坂道で暴走自転車にぶつかることもなく、夕食はたべたくて仕方のない焼き肉だった。 あまりに三ちゃんに頼り切るミズキを心配するシルビーに、「このことを誰にもしゃべらないで」と口止めするミズキ。シルビーがマイハム組の仲間に話したことを知ると、「あんたとは絶交や!」とシルビーにつらく当たった。 ある日、ミズキは三ちゃんを道ばたに落としてしまう。悲しむミズキを見ていられず、三ちゃんの大捜索をマイハム組が請け負うことになった。川に落ちた三ちゃんを拾うためガウディ、シルビー、スティーブ、ジーン、アレックは、命懸けで危険な作業に取り組んだ。 三ちゃんはミズキの手に戻るのか!? ミズキはシルビーとの友情を取り戻し、次の試合に勝つことができるのだろうか!?

第21話

ある日の放課後、カイトは一ヶ月前に飼っていたハムスターがいなくなってしまったという美少女・シノブと出会う。 時を同じくして、ガウディ達だけではなくカイト、ミズキも元締めから呼び出された。 元締めの話では、高級食材ばかりを狙う悪の組織『どぶねずみ団』の下っ端、万作を捕まえたものの、護送中に逃がしてしまったのだという。マイハム組とカイト、ミズキが刑事マイスター、入れ歯の平次の捜査に協力することになった。 何故、カイト達が協力するのかというと、逃走中の万作は、シノブが飼っていたハムスターだったからだ。 それぞれが好きな刑事キャラクターに扮したマイハム組の活躍で、無事に万作は逮捕される。しかし、最後にシノブに会いたい、必ず帰ってくるからという万作の言葉を信じ、ガウディは手錠を外してやった。 ところが、万作はシノブに会いに行く途中、どぶねずみ団によって拉致されてしまう。 再びマイハム組の出番となり、万作の救出作戦が行われることになった。 マイハム組は、どぶねずみ団を一網打尽にできるのか!? 万作の手錠を外したガウディは、いったいどんな責任をおわされるのだろうか!?

第22話

惚れっぽいカイトはまたまた心を奪われた。今回の相手は人気アイドル、樹里亜。彼女が主演する映画のロケにミズキの両親が経営する喫茶店「ウエストウッド」が使われることになり、カイトはロケ現場へ顔を出す。 忙しい樹里亜は不機嫌で、一同はタジタジ。ケイスケの後輩である映画監督の森野いわく、樹里亜は以前こんな風ではなかったという。 現場が困っているのは樹里亜のわがままだけではなかった。なんと、出演予定のハムスターが病気になってしまったのだ。 急遽、ハムスターのオーディションが行われることになり、マイハム組も参加することになった。映画の都ハムウッドから呼び寄せたハムバーグ監督の指導のもと、オーディションに向けての特訓が始まる。 結局、漫才芸を見込まれたガウディが合格したが、樹里亜はガウディとのキスシーンを拒否。 さらに、彼女を説教しようとしたご隠居とファンたちが大喧嘩となり、セットまで壊されてしまった。撮影現場は、最悪の状況におちいった。 そんなとき、巨匠ハムバーグ監督は樹里亜の心を読み取っていた。実は樹里亜には、ハムスターにまつわる悲しい思い出があった。 以前に飼っていたハムスター、ビビアンが亡くなった悲しみが彼女を意地悪な性格に変えてしまったのだ。 ハムバーグ監督とマイハム組は、ビビアンを蘇らせるべく任務についた。 ガウディたちは天国に行ってしまったビビアンをどうやって蘇らせるのか?! 傷ついた樹里亜は元気を取り戻し、映画は無事に完成するのだろうか?!

第23話

サッカーに燃えているのはハムスターも人間同様。星浜では「ワールドハム杯」が始まった。ガウディたちはレアル・ハムリードのベッハム選手を応援していたが、シルビーはベッハムへ贈るクッキーを作るためサッカー場に遅れている。 シルビーがようやくサッカー場へ向かおうとすると、ミズキの母、サツキが大騒ぎを始める。結婚指輪が行方不明になってしまったのだ。 シルビーはガウディにその緊急状態をマイスターバッチで伝える。そのとき、ガウディの後ろに輝いている大会の優勝カップにその結婚指輪が使われていることに気づく。 シルビーはミズキとカイトをハムスターサッカースタジアムに連れて行くことにした。 サッカー場に到着したミズキは、「カップに乗っかっている指輪をかえして!」と頼むが、ルールにより、それはできないと断られてしまう。そこで急遽、ミズキを監督にしたマイハム組が結成され、大会に出場することになった。 予選を勝ち進み、ハム組はBブロックのトップに進んでいる。しかし、Aブロックでは、本命のレアル・ハムリードがチーム・ジョイに敗れる大波乱が起きていた。チーム・ジョイのメンバーに怪我をさせられたベッハムによると「ボールが消える」のだという。 ワールドハム杯の決勝戦はマイハム組vsフードをかぶって顔を隠しているチーム・ジョイ。ドリブルで突破しようとするスティーブ。その目の前からまたもボールが消え、スティーブはひどい怪我をおってストレッチャーで運ばれる。しかし、スティーブは倒れる前にチーム・ジョイのフードをはぎ取っていた。なんとチーム・ジョイのメンバーはテンドーとリキが仕切るジョイハム組だった。彼らはダーツ・ベイダーの命令で大会をめちゃくちゃにするために現れたのだ。 大ピンチを迎えたマイハム組。エースストライカーのスティーブが怪我で退場、監督になったミズキもレッド・カードで退場させられる。 残されたガウディ、シルビー、ジーン、アレックは、ルール無用のチーム・ジョイとどのように戦うのか?! カップで輝くサツキの結婚指輪を、マイハム組は無事に取り戻せるのだろうか?!

第24話

人間界でもハムスター界でも人気のネット漫画、『時空くノ一・ナジー』。絵の上手なマリナは漫画家という職業にとても興味を持つが、ジーンは重労働だからやめておくようにと助言する。実は、『時空くノ一・ナジー』の原作を書いているのは、ジーンであった。 インターネットのチャットで出会った漫画家と仲良くなり、『時空くノ一・ナジー』のストーリーを書いたジーン。漫画にあるペンネームは浜村星美。ジーンは星美Jとしてストーリーを担当し、漫画家は星美Kとして絵を描く。 ジーンは次のエピソードを考えているがなかなかいいアイディアが浮かばない。ガウディ達も手伝おうとするが、物語を考えるのは難しい。マイハム組が必死でストーリーを考えているときに星美Kからメールが着信。彼は腕を骨折してしまい「星美Jに漫画を書くことを手伝って欲しい」と言っている。 マイハム組は“浜村星美”、つまりジーンのために出動したいが、ジーンはハムスター、星美Kは人間だ。ジーンは漫画家が誰だか知らない。漫画家もジーンがハムスターであることを知らない。そこでマリナ、カイト、ミズキ、大介の力を借りて出動することに。 喜んで漫画家の手伝いに向かった4人は、初めて星美Kが誰だか知った。何と、浜村浩太という若い男性の漫画家だった。 マリナ、カイト、ミズキ、大介が星美Jの代わりに手伝いに来たというと、すぐに仕事がはじまった。漫画の一部をスミで塗ったり、スクリーントーンを貼ったりする。ところが、浜村は連日徹夜の疲れに負け、途中で眠ってしまう。もう時間がない。ついに、マイハム組が漫画を仕上げることになってしまった。 マイハム組は、人気漫画を上手に描くことができるのか?! ジーンは、星美Jとしてこれからも活躍することができるのだろうか?!

第25話

ラジコン大会に向け、スティーブの指導のもとでラジコンの練習をする大介。しかし、スティーブはラジコン大会の日にハムダカトライアスロンに出場することになっていた。一人でラジコン大会に出場することを不安がる大介だが、スティーブは「お前は一人じゃない!」と励ました。 ハムダカトライアスロンとは陸、海、空で行われるハムスター界で有名なレース。様々な乗り物でドライバーたちがテクニックを見せる。そのハムダカトライアスロンには、スティーブのかつてのライバル、クリントが出場していた。 レースの最中、クリントは卑怯な手を使い、スティーブの行く手を妨害する。かつてド ライビングマイスター学校に通っていた時、「レースは一人でするものじゃない」とクリントに諭された経験のあるスティーブは、クリントに何かがあったと考 え、マイハム組の出動を要請する。 マイハムたちの調査により、クリントの飼い主がテンドーとリキの人質に取られていたことが分かった。 マイハム組がクリントの飼い主を助け出すと、ついに正々堂々勝負する二匹。「仲間の大切さを最初に教えてくれたのはお前だった」と言って、スティーブは大介に拾われた過去を思い出していた。 一方、大介もラジコン大会でかつてのライバル、天山の卑怯な手に苦しみながらも、スティーブの言葉を思い出し、勇気を出して天山に挑んでいった。スティー ブも大介も猛烈なスピードでフィニッシュラインに向っている。追走するのは彼らのライバル。過去と向き合い、スピードの壁に向き合う二人の支えは、確かな 友情と握るハンドルのみだ。 スティーブとクリント、勝利するのは誰なのか!? 大介は、天山の妨害をくぐりぬけ一番にフィニッシュラインを越えられるのだろうか!?

第26話

最近のガウディは、皆によくしかられる。カイトとミズキの工作の宿題を手伝ったが、ガウディの工作をカイトとミズキは気に入らない。ヒマワリメッセに作ったロデオマシーンのような椅子は、ほかのマイハムメンバーに大不評。元締めのトイレには迷路のようなドアを付け、雷が落ちた。どうも、ガウディの才能はなかなか理解されない。 落ち込んだガウディは、ヒマワリメッセの近くでテンドーとリキに会う。テンドーとリキも自分たちの力を認められず、落ち込んでいる。同じ気持ちの3匹は意気投合し、遊びに行くことになった。その場所は、ジョイハム組の本拠地、ローズパレス。 ゲームやスロットや乗り物などを楽しむガウディは、遊びに夢中になり、仕事人の魂を忘れてしまう。元締めの呼びかけにもこたえない。なんと、ガウディは1日で遊び人になってしまった。 さらに悪いことは続く。テンドーとリキとともに参加した「宝探しゲーム」で、ヒマワリメッセの銀行を襲う強盗になってしまう。遊び人のガウディは、ついに犯罪者となった。もう父親のようなグランドマイスターになる夢も捨てなければならない。マイハム組の印であるバッジを置いたガウディは、ヒマワリメッセを離れ逃亡者となる。 そのとき、ガウディに声をかけてきたのがジョイスターのボス、ダーツ・ベイダー。ダーツ・ベイダーは「マイハム組をやめて、ジョイハム組に参加せよ」とガウディを誘った。 その言葉を聞き、ガウディは気がついた。これまでのテンドーとリキの言動は、マイハム組の輪を乱すためのダーツ・ベイダーの陰謀。ガウディを遊び人にするための罠だった。 ダーツの提案をきっぱりと断るガウディ。それがジョイスターのボスの怒りを呼び、鉄の回し車に閉じこめられる。しかし、マイスターバッジもなく、仲間に助けも求められない。 ジョイスターに捕らえられたガウディは逃げ出すことができるのか?! 仲間を怒らせ、遊びに夢中になり、逃亡者となったガウディをカイトやミズキ、マイハム組仲間たちは許してくれるのだろうか?!

第27話

再びジョイハム組として活動しようとするテンドーとリキの前に、真のジョイハム組が現れる。灼熱のギタリストジョイスター、エリック、嫉妬のダンシングジョイスター、マリリン、誇りのレーサージョイスター、ケニーと番長ジョイスターのジョー。 ターツ・ベイダーの忠実なしもべである4人は四天王を呼ばれている。リキとテンドーは、四天王に比べれば下っ端の下っ端だ。 ダーツ・ベイダーの部屋でカードゲームを行い、誰がマイハム組を最初に倒しに行くかが決められる。選ばれたのはロイヤル・ストレート・フラッシュで勝ったエリック。彼はエレキギターの猛烈な音を立てローズパレスを後にする。 一方、ひまわりメッセでは元締めとジーンが、ハムスターたちの歴史とジョイハム組の成り立ちを調べ、ガウディ達に説明していた。昔、ハムスターと人間は自由に話せ、共に生きていた。しかし、王妃に恋をしたあるイケハム(イケメン・ハムスター)は、悪魔に魂を売ってもいいから自分も人間になりたいと願った。悪魔と取引し人間になったイケハムは王妃様と逃げようとしたが、結局王様に捕らえられ処刑されてしまう。そのとき、王様は二度とこのようなことが起こらないようにとハムスターたちから言葉を奪い野に放った。 その後、人間との関係を回復しようというハムスターの一団がマイスター制度を作り、密かに人間を助け、昔のような人間との共存を願った。それがガウディたちの先祖である。一方、ずっと人間を恨むハムスターたちもいた。彼らこそがジョイスターとなり、マイスターたちの天敵となった。 その頃、カイトの学校で事件が起こる。ピアノがひとりでに鳴ったり、謎の音楽が校内放送で流れて皆が踊りだしたりし、大混乱に。子供たちを助けるために出動したマイハム組の前に現れたのは、真のジョイハム組、ギタリストジョイスターのエリックだった。彼はエレキギターの音で学校を破壊し、生徒や教師を無意識に踊らせる。エリックのギターから繰り出された攻撃に、マイハム組は絶体絶命のピンチに陥った。 四天王の一人、エリックの攻撃にマイハム組は立ち向かうことができるのか?! マイハム組とジョイハム組の戦いは、どこまで続くのだろうか?!

第28話

ジョイハム組の四天王、エリックに負けたマイハム組。彼らは次に四天王と戦うために体を鍛え、技を磨いている。それを見た元締めはすっかり落ち込んでいた。マイハム組はジョイスターと戦うためではなく、人を助けるために作られたからだ。 それを伝えるため、元締めはマイハム組にマイスター試験を担当させる。しかし、試験に現れたのは昔の知り合い、流れ板のミツル。修行したミツルが元締めの好みを完璧に読み取り最高のすしをだしたが、またも元締めに落とされてしまった。原因はすし下駄の木目。こんなに厳しい試験なら誰も合格しないと、ガウディたちも怒りだす。 しかし、ここで元締めが用意した受験生が現れる。彼らは全国のマイスター養成所から選ばれた子ハムたち、モンタ、ジョセフィーヌ、ミハエル、アーノルドとカレン。彼らがミニハム組と名乗り、マイハム組より腕をあげていると元締めがほめる。ガウディは小さなモンタと大工の技比べをすることになった。 ちょうどそのとき、マイスター・ハムスターの出動アラームが鳴った。自転車で旅行に行ったカイトのブレーキが壊れ、山下りの危ない道を猛スピードで下っている。元締めは、この仕事はマイハム組ではなくミニハム組にやらせる、と告げる。この仕事を成し遂げればミニハム組もマイスターになれる。しかし、ガウディは子ハムたちに親友であるカイトの命を簡単には預けられない。元締めをけっとばすと元締めのスケートボードに乗り、カイトを助けに向かった。 ミハエルの上手な運転でミニハム組は暴走自転車に乗るカイトに近づき、トラックに衝突しそうなカイトを助けていた。しかし、ブレーキがない自転車を止めることができない。作戦を考えた彼らは木の板を作り、カイトを川に落とす。いいアイディアだったが、子ハムたちはカイトが泳げないことを知らなかった。ガウディは流されるカイトを助けようと川に飛び込んだ。川の流れは激しく、大きな滝も近づいている。さらに、泳げないカイトは水が怖く、暴れていて、なかなか近寄れない。 ガウディはカイトを無事に助け出すことができるのか?! ミニハム組は、ガウディのようなマイスターになれるのだろうか?!

第29話

星浜で大変な事件が起きた。大人たちがやる気をなくしてしまったのだ。働き者だったダイキや署長が突然怠け始める。いつもは家にいない大介の両親まで引きこもってしまう。星浜の町全体が止まってしまった。 学校の先生もやる気をなくし、子供達は戸惑ってしまう。 ガウディ達はその異変の原因に心あたりがあった。大人たちの顔にはバラのマークが残されており、ジョイスターの仕業ではないのかと疑うガウディ達。 大人の中で唯一やる気を失わなかったケイスケを尾行したマイハム組は、犯人に遭う。それはジョイハム組四天王の一人、マリリンだった。 ダンシングジョイスターであるマリリンはケイスケの前でダンスして、ケイスケを骨抜きにしてしまう。それを見たマイハム組は行動に出た。マリリンとガウディ達はダンスで勝負することになる。 しかしマイハム組はダンスができないため、特訓を始める。コーチはマイハム組の中で唯一、ダンス経験があるジーンだ。 ダンス対決の日が来た。経験が浅いマイハム組が勝つか、プロのダンサー・マリリンが勝つか。星浜の人間の未来はこの勝負にかかっている。

第30話

最近アレックの様子が少しヘンだ。仕事に遅刻し、いつも疲れている。マイハム組のメンバーは彼のことを心配していた。実は彼の奥さんが臨月になり、アレックと共に出産準備教室に通っている。 一方、ミズキたちのクラスメイト・アミのところにも赤ちゃんが生まれそう。出産のためお母さんが入院し、アミが弟と妹の面倒を見ている。忙しいアミをカイトとミズキは手伝うことにした。 アレックは、きれいな病院で子供生みたい、イチゴが食べたいという奥さんにすっかり振り回されていた。アレックを心配したガウディたちが元締めに相談すると、元締めは産婆マイスターを呼び寄せた。 その日のうちにアレックの家に産婆マイスターが訪れる。マイハム組もアレックを助けるために変身し、奥さんのリクエストに応えることに。まずはアレックの家をセレブの家に作り直し、シルビーはおいしい料理を作り、スティーブがヘリでナイトクルージングをさせた。 次の日にようやく出産が始まった。奥さんはアレックの手を握り、痛みに耐えている。 しかし、まさかのときに出動命令が来た。アミのお母さんが入院している病院の隣のビルで火事が発生したのだ。マイハム組も、アミを心配したカイトとミズキも火事現場へ駆けつける。だが、一番頼りになるはずのアレックだけが現場に到着していなかった。火もとのボイラー室は爆発寸前で、ガウディたちは絶体絶命だ。 レスキューマイスター・アレックはボイラー室に現れるのか?! ガウディたちは、陣痛の始まったアミのお母さんを無事に助け出すことができるのだろうか?!

第31話

星浜中のハムスターがいなくなる事件が多発している。しかも、なぜかメスだけ。カイト達が心配する一方、ヒマワリメッセでは大騒ぎの問題が起きていた。元締めについていた二匹のレースクイーンまでいなくなってしまったのだ。事態解決のため、仕事を引き受ける元締め。ガウディ達はジョイハム組が絡んでいるに違いないと予測する。 犯人を探すうちに、シルビーはバイクに乗ったイケメンハム・ケニーと出会う。お菓子勝負を挑まれ、ケニーに敗北してしまうシルビー。ケニーに操られたシルビーは、彼にハートを捧げてしまう。実はケニーはジョイハム四天王の一人であり、その力はどんなメスハムの心も読み取って、意のままに操ることが出来るのだ。 だが、次の標的はシルビーやレースクイーン達よりハードルが高いジーン。元締めが「七つの顔」を持つハムスターなら、ジーンは「七つの過去」を持つ女と知られている。ジーンのハートを奪うために彼女の過去と向き合うケニー。ジーンの心が折れたのは温泉卓球大会で負けたときだった。 ガウディ、アレック、スティーブの前に敵として現れるシルビーとジーン。最大の危機を迎えたマイハム組!!スティーブはケニーにバイクレースを挑む。しかし戦う相手はケニーだけでなく、ジーンやシルビーも含めた大勢のケニーファンだった。強すぎるケニーに弱点はないのか!?

第32話

中国の博物館では窃盗事件が多発している。窃盗団はドブネズミを使って警備を突破する。そのドブネズミ団に中国の元締めを悩まされていた。ドブネズミ団のリーダー、ドブリーはカンフーの達人。中国のマイハムは次から次へやられてしまい、最後の手段として日本の元締めに連絡をしてきた。ガウディ達の今回の任務は世界の遺産を守ること。中国のカンフーマイスター、ポールを手伝って、窃盗団とドブネズミを捕まえること。これはマイハム組初の海外出張。ガウディ達は喜んでいるが、唯一、シルビーだけが落ち込んでいる。 マイハム組は北京から電車で西安に入る。ここでシルビーの不安が明らかになる。実はポールはシルビーのパパであった。シルビーのパパはフランスのハム。しかし、格闘マスターになるために世界を渡り歩き、日本で柔道を習ったときにシルビーのママに出会い、シルビーが生まれた。その後、カンフーを習うために中国に渡ったが、パティシエになりたいシルビーと喧嘩別れをしたのだった。ポールは世界の平和は格闘でこそ守ることができると信じていた。だから、シルビーを格闘家にしたかった。しかし、シルビーは、パティシエこそ世界を幸せにする仕事と思い、二人の間の亀裂は深まる。今回の任務で、ポールはシルビーを外そうとしていた。それは危険なドブネズミ団とパティシエが戦うのは危険だと感じたからだ。ヘリに乗せられなかったシルビーは「お助けクッキー」を使い、フクロウに乗って博物館に向かった。マイハム組がたどり着いたのは世界的に有名な兵馬俑博物館。中国始皇帝の墓を守る石像が今回の窃盗犯の目的だった。後から来たシルビーはドブネズミ団に捕まえられ、さらに助けに駆けつけたポールも怪我をさせられた。マイハム組は大ピンチに陥る。シルビーが人質、(ハム質)にとられ、ポールが怪我したため、窃盗団は兵馬俑を運び出し始めた。マイハム組の仕事は世界に通用するのだろうか!?

第33話

惚れっぽいというカイトの悪いクセが出て、またまたカイトは恋に落ちる。相手は美しい旅芸人、巴蘭寿(ともえらんじゅ)。メロメロのカイトは毎日花束を持ち、他のファンとともに音月一座の裏口で蘭寿を待つが、ファンへの挨拶にも彼女は姿を現さない。 苦しむカイトを見かねたガウディが、舞台を見に行くことを勧める。しかしカイトの貯金だとチケット代が231円足りない。 ちょうどその頃、カイトのクラスに転校生、鳥居想(とりいそう) が現れた。想は石を集めるのが大好きで、いつも鮮やかな石を手に持っている。しかし、カイトは蘭寿の夢を見たりと、蘭寿に夢中で周りが見えない。「どうやって231円を集めるか」ということで頭がいっぱいで、渋沢先生からの質問にも、いつも「231円」と答えてクラスを爆笑させていた。学校からの帰り道、川原で石を集める想を見つけ、想に話しかけるカイト。カイトは想に「巴蘭寿が大好きで舞台を見に行くために231円を借りたい」と打ち明ける。想はカイトに自分の石を渡し、石の神様にお願いすれば願いが叶うかもしれないと言う。 翌日、不思議なことにカイトの家の郵便受けに巴蘭寿の芝居のチケットが2枚入っていた。カイトはミズキも誘い二人は巴蘭寿の芝居を見に行く。芝居が終わり、蘭寿の楽屋に挨拶に行った二人。楽屋でメークを落とした蘭寿は想だったことを知りショックを受けるカイト。実は想は音月一座の有名な女形役者であった。恋の夢破れたカイトは叫びながら出て行ったが、自分のやったことが想に屈辱を与えたと思い、謝りに戻る。想はカイトのしたようなリアクションを何度も経験したことがあった。旅芸人の家庭に生まれ、どんな学校に転校しても周りにいじめられる。カイトはそのとき、自分が好きだったのは女性の蘭寿ではなく、想の美しい演技であった、とはじめてわかる。ようやく仲直りしたカイトと想にアクシデントが起きる。想の父親、座長の寿三郎が舞台から落ち、捻挫をする。さらに舞台も壊れ、このままでは夜の公演が出来なくなる。音月一座はどうなってしまうのか?石の神様にお願いするか、マイハム組にお願いするか?天才女形が舞台に立つことが出来るのか?

第34話

闇のボクシングチャンピオン、ラメダを救え!新たなマイハム組の任務はボクシングのチャンピオンを倒し、正義の道に連れ戻すこと。 話は、盗みをしているテンドーとリキをガウディが投げ飛ばしたことから始まる。鮮やかにテンドーとリキを投げ飛ばすガウディにボクシングの才能を見たトレーナーのナニワは、ガウディにボクサーになって欲しいと頼む。その理由は、ナニワが育て上げたチャンピオン、ラメダを救い出すためだった。 ラメダはヒマワリメッセのハム級チャンピオンとなったハムスター。しかし、中年ボクサーをなめてチャンピオンベルトを失ってからボクシングへの情熱を失ってしまう。その頃、病気の妹のためにお金が必要になり、ローズパレスでの闇ボクシングを始めていた。遊び人の世界に入ったラメダは、「もう一度チャンピオンを目指すのだ」というナニワの声にも耳を貸さず、毎夜、闇ボクシングのリングに立っていた。ナニワとラメダの妹・ミーコはラメダを闇の世界から救い出すために力を貸して欲しいと、マイハム組に頭を下げた。 ナニワとミーコの願いを聞き入れた元締めは、その仕事を引き受けた。まずは、ガウディの特訓が始まった。ラメダの必殺技、ガラクティカ・コスモスに対抗するため、それ以上の技を身につけなければならなかった。手と足それぞれに1キロもある「ハムケンリスト」をはめ、猫を相手に戦うトレーニングが続く。そして、その間、シルビーたちはローズパレスへの突入準備をすすめていた。 ガウディのボクシングはラメダに匹敵するものになり、ついにラメダ対ガウディの試合が実現する。マイハム組のメンバーも実況アナウンサーや解説者に変装し、バックアップ体勢をとっている。 ゴングの音と共に、ラメダとガウディの試合が始まろうとしていた。 闇のボクシングチャンピオン、ラメダに立ち向かうガウディは勝利することができるのか?!ラメダは、ナニワやミーコの願いを聞き入れ、真のボクサーに戻ることができるのだろうか?!

第35話

マイハム組の天敵、ダーツベイダーが怒りに震えている。今までに送り出したジョイハム組の四天王のうち3匹は、マイハム組を破るという目的を果たせなかった。逆にガウディたちは結束を強くしている。ダーツベイダーは、最強のヒールスター・ジョイスター番長ジョーを送り出すことにした。番長ジョーは、ダーツベイダーでもコントロールできないほどの荒くれ者。テンドーとリキをアシスタントに付け、マイハム組を倒すために星浜に向わせる。 番長の強さは体の大きさだけではなく「特訓」の成果でもあった。剣道の特訓を重ね、剣道マイスターを倒した。トンネルマイスターも闘牛マイスターも、特訓により打ち負かした。合わせて98人のマイスターを倒した番長は「マイスター狩り」が生き甲斐なのだ。 星浜に現れた番長は街中の車のタイヤをパンクさせた。ちょうど車に乗っていたカイトとケイスケが事故にあってしまう。元締めはマイハム組を出動させたが、そこの現れたガウディを見て標的にする番長。勝てば99個目のマイスターバッチを手に入れられる。 ガウディを倒すための特訓は電信柱のぶつかり稽古。その特訓のせいでの電信柱が倒れ、落ちた電線から火事が起こった。火は消防署にまで燃え広がり、そこの駆けつけたガウディに番長は勝負を挑む。大工マイスターのガウディは椅子を作るが、番長は電信柱を使って巨大な椅子を完成させる。その巨大な椅子の下敷きになりガウディが負ける。マイスターバッジも取られてしまった。 しかし、その光景を見ていたアレックが前へ進み出た。これまで秘密にしていたが、アレックもまた番長として過ごした時代があったのだ。いつも優しく、子供たちの面倒を見て、奥さんの尻に敷かれているアレック。その彼が「戦い」の象徴である学ランを身につけている。純白の鉢巻きを締め、最後の四天王との勝負に向うアレック。 番長アレックは番長ジョーにどんな戦いを挑むのか?! これまで奪われた99個のマイスターバッチを取り戻すことができるのだろうか?!

第36話

スティーブは、謎のままになっている元締めの正体を何としても明らかにしたいと、真剣に考えていた。元締めは以前、「自分は七つの顔を持つ男だ」と言った。しかし、マイハム組のメンバーは、その中の6つの顔しかつかんでいない。実はスティーブは、元締めの7つめの顔は「人間の顔」ではないかと考えていた。どう見ても元締めとご隠居はそっくりだ。歩き方も、小指を立てるコップの持ち方も、スケベ心も同じ。「元締め=ご隠居」というスティーブの疑いを明らかにするため、マイハム組は元締めの正体を確かめるための作戦を立てた。 元締めとご隠居が同じ人物だったら、同じ時間、同じ場所にいられるはずがない。元締めとご隠居を同時に招待しても、どちらかには来られないはずだ。ガウディたちは、温泉旅行で元締めとご隠居を誘い出すことにした。 カイトとミズキは、サツキの美容院に働いているメグミを使ってご隠居を温泉に誘い、同時に、ジーンがレースクイーンマイスターのリアとケイに頼み、元締めを同じ時に温泉に誘っていた。元締めもご隠居も、美人の誘いを絶対に断れない。 マイハム組は元締めとご隠居の正体を探るため、その舞台となる星浜山温泉に向う。元締めを待っている間、マイハム組も露天風呂を楽しんでいる。 到着したご隠居は、マイハム組とは別の露天風呂に入っていた。しかし、そこにはメグミ だけではなく、ミズキもカイトもケイスケも署長もいることにがっかりだ。 そんな元締めはだんだん慌て始めていた。レースクイーンのリアとケイが待っている露天風呂へ、元締めの姿になってたずねなければならない。 マイハム組が仕掛けた罠にはまった元締めは、グランドマイスターの最大な秘密(グランドマイスターになるハムスターは人間に変身できる!)を隠しきれなくなった。あせったご隠居は、元締めに変身したつもりでマイハム組の前に出てしまう。ついに、秘密がばれてしまった。 一方、カイトたちを狙う敵が森でその機会をうかがっていた。 ガウディたちマイハム組に秘密がばれてしまった元締めは、いったいなんと言うのか?! 元締めとマイハム組は、不意をついて現れた敵を倒すことができるのだろうか?!

第37話

グランド・マイスターである元締めの最大の秘密が明らかになった。グランド・マイスターになったハムスターは人間に変身できる。もしくは、飼い主をハムスターに変えられる。元締めはグランド・マイスターになったときに人間になることを選んだ。そのときから元締めは「ご隠居」としての生活も始まった。 秘密を知ったガウディ達は、元締めを囲み一日人間になれるよう頼んだ。元締めはマイハム組に「1日人間体験」を許す。条件は一つだけだ。飼い主にこの秘密がばれてはいけないこと。 ガウディ、シルビー、アレック、ジーン、スティーブはついに人間になった。シルビーはパティシエとして働き始めている。スティーブは本物のF1レースに挑戦する。アレックは消防署に勤務して本物のレスキュー隊員に。ジーンは病院でインターンとして働いた。自分の仕事に就いたマイハム組のなかでガウディだけは大工にならなかった。男同士心を通わせる親友がいないカイトのためにクラスの転校生・郷田になった。 しかし、郷田はカイトを構い過ぎてカイトを困らせてしまう。数学の授業で恥をかかせたり、体育でも怪我させたり。カイトは郷田の暑苦しい友情にすこしうんざりしている。 そんなカイトと郷田が学校から帰る途中、事件が起った。強盗するスネーク団を目撃したのだ。郷田とカイトは逃げるスネーク団を追いかける。下水通路を通り、スネーク団の隠れ場所にたどり着くが、そこで2人は人質となってしまった! 2人はスネーク団のアジトから逃げ出すことができるのか?! カイトは郷田の本当の姿を知ることになるのだろうか?!

第38話

ガウディは「かあちゃん」に手紙を出そうとしていた。しかし、手紙には毎日の大活躍のこと、マイハム組の隊長になったこと、他のメンバーはガウディの部下になったことが書かれている。思わず嘘を書いてしまったガウディ。その手紙がジーンにみつかり、皆に怒られてしまう。 ところが、その手紙を読んだかあちゃんが、ハムスター界で「偉くなった」息子を訪ね星浜にやって来た。怖いものなしのガウディも、かあちゃんだけは怖い。 ガウディの嘘をかばうためジーン、シルビー、アレック、スティーブは手紙の通りガウディを隊長と呼んでいる。喜んだかあちゃんは、ガウディにお見合い話を持ち込んだ。困ったガウディは彼女がいるとまた嘘をつく。今度は、ジーンとシルビーがガウディの彼女にさせられてしまった。かあちゃんは、シルビーとジーンに「どちらかガウディの奥さんにふさわしいか」とテストを開始。シルビーとジーンのバトルを見たガウディは、親戚のためにお土産を買うと理由をつけて逃げ出した。 シルビーとジーンをテストしたかあちゃんは、帰り道であったスティーブが気にかかっていた。お母さんの愛を知らないスティーブの寂しさに気付いたかあちゃんは、スティーブを抱きしめる。スティーブはかあちゃんの膝の上で泣き出した。 アレックの家に行ってもかあちゃんは大忙し。レイ・スー・キューの三つ子に離乳食を作って食べさせている。 そんなとき事件が起る。カイトがビルの屋上から転落してしまう。ロープが足に絡まり、宙づりになったカイトを助けるため、マイハム組に出動命令が出る。 ガウディは「隊長」としてかあちゃんに素晴らしい仕事を見せることができるのか?!マイハム組は、気を失ったカイトを無事に助けることができるのだろうか?!

第39話

カイトは商店街のクジで大当たりを引いた。当たったのは子供に大人気の星浜ニューワンダーランドのファミリーチケット。カイトはその場でファミリーチケットを使ってマリナとミズキに、3人で行くことを約束する。ワンダーランドの観覧車にはカップルが乗ると将来に結ばれる、という昔のジンクスがあるそう。3人で行くカイトには関係なかったが、封筒を開けてみるとファミリーチケットでは二人しか入場できないとわかった。 カイトは究極の選択に追い詰められる。優しくて料理上手のマリナを選ぶか、それとも頼もしいミズキか?どちらと遊園地に行けばいいのか?ジンクスのこともあるから、この選択にカイトの将来もかかっている。 究極の選択に追い詰められているのはカイトばかりではない。ヒマワリメッセでもジーンが追い詰められていた。二人のハムスターからプロポーズされて悩むジーン。イケメンだけど先に見えない男を選ぶか、見た目がイマイチだがお金持ちの男を選ぶか。ジーンが戸惑っていたその時、ヒマワリメッセにピンチが訪れた。どこからか恐竜と時計型ロボットが現れ、ハムスターたちを追いかけ始めた。恐竜はシルビーの「お助けクッキー」で大人しくさせ、時計型ロボットは元締めのシュリケンで壊すことに成功。実はヒマワリメッセのテレビのリモコンが壊れ、元締めが天才科学者ハムレオにその修理を頼んだところ、ハムレオはテレビのリモコンを天才的な間違えでタイムマシンに変えてしまった。そのタイムマシンで過去の恐竜と未来のロボットがヒマワリメッセに来てしまったのだ。 しかし、タイムマシンがあれば未来を観察できる。カイトとジーンの悩みを解決するために、そして未来の飼い主の姿を見てみたいとの思いでマイハム組はタイムトラベラーになる。だが、未来は皆の予想していたものとは違っていた。どうやら現代の選択が未来を変えるらしい。そしてマイハム組は時空をもつれさせてしまった! カイト、ジーン、そして星浜の町の未来は一体どうなってしまうのか!?

第40話

夏休みが始まった。カイト、ミズキ、マリナと大介は家族と一緒に月浜海水浴場に休みを過ごしている。ミズキの両親は「海の家」を経営している。しかし、毎年に大繁盛のお店は今年がうまくいかなくなってしまった。なぜか今年は観光客が少ない。いったい、月浜島で何があったのか? 子供たちもハムスターも海を楽しんでいる。しかし、ビーチバレーで連敗をしている大介は新たな遊びを考えていた。それは、お父さんの骨董品の中から見つけ出した島の宝物探しの地図を使っての「宝探し」。そのときに事件が発生した。霧の中から海辺に幽霊船が現れ、海の家や海水浴場にウニやタコを使って攻撃を始めていた。驚かされた観光客は逃げ出し、海水浴場には誰もいなくなった。「海の家」も台無しにされた。 宝探しを続けている子供たちが謎の美女、マイコに出会う。彼女は島の村人に追いかけられている。実はこの島には入ってはいけない森がある。しかし、彼女はその森に入ってしまった。村の長老がいなくなったり、観光客が来なくなったり、幽霊船が出たりする島の不幸は、マイコのせいだと皆が思っている。村人に追われているマイコを子供たちは助けたが、そこではまだ幽霊船が現れた。子供たちとマイハム組は二チームに分かれた。カイト、ミズキ、マリナ、大介は島の地図をもとにマイコを探しに行った。マイハム組は怪しい幽霊船を追うことにした。 ガウディが思った通り、幽霊船はドブネズミ団が作った海賊船であった。彼らが星浜からここへ逃げ、「パイレッツ・オフ・ネズミ団」を結成していた。彼らが攻撃したのは、逃げた人間から盗みをはたらくためだった。それを知ったガウディたちマイハム組は戦闘モードに入るが、今回の「パイレッツ・オフ・ネズミ団」はなかなか手ごわい。 一方、マイコを探しているカイトたちは、島に隠された宝とマイコに関係があると思い始めていた。 マイハム組の船はネズミ団の船との海上バトルで勝利をおさめられるのだろうか?! カイトたちは無事にマイコを探し出すことができるだろうか?!

第41話

「マイハム組」がついに宇宙系進出!!もちろん、それはコンピューターゲームの中のこと。危機に陥った銀河系を救うゲームではガウディはどんどん腕を上げ、自分こそ宇宙一のハムスターと思い始めている。カイトはボロ負け。 ある日、学校から帰るガウディとカイトは不思議な女の子に会う。ほれっぽいカイトはすぐに目がハートになるが、突然、「我々を助けてください、宇宙一の仕事人を捜しています」と彼女に声をかけられ、驚いて逃げ出した。 この少女に出会った後、ガウディの「観察されている」と感じるようになっていった。彼はマイハム組のメンバーに相談するが、皆は笑うばかり。ガウディは神経過敏になっているのだろうか。 しかし、ついに事件は起こった。シルビー、アレック、スティーブが誰かがに連れ去られた。3匹に外見がそっくりなハムスターが残されていたが、あきらかに偽ハムだ。偽ハムは水遊びばかりし、ガウディとジーンを悩ませている。マイハム組に出動命令が出ても、全く役に立たない。偽ハムの跡を追ったガウディとジーンは、植物のツルに巻かれ、やはり連れ去られた。 目を覚ましたガウディは、自分が宇宙船にいることに気づく。その宇宙船を操縦しているのは、学校帰りに出会った不思議な女の子、ルッコだった。ルッコの話により、マイハム組を連れ去った目的も明らかになった。マイハム組の活躍を知った彼女が、自分の惑星をガウディたちに救ってほしいと言うのだ。 ルッコの惑星を狙う者は誰なのか?! 宇宙に飛び出したマイハム組は銀河系も仕事人として活躍できるのか?!

第42話

ひまわりメッセコロシアムでスポーツの祭典が開催されようとしている。ハムスポーツの祭典には選ばれた100匹のハムたちが参加する。五つの大陸で様々な競技に挑み、最強の10匹がパリで行われるファイナルに進む。しかし、今回の大会はいつもと違っていた。ハムスポーツの祭典で優勝したハムに渡される「ひまわりの微笑み」というダイヤモンドつきのメダルを、怪盗ハムセーヌ・ハムパンが「盗む」と予告してきたのだ。 そのため、100匹のハムアスリートの中にマイハム組も名を連ねることになった。怪盗ハムセーヌ・ハムパンは変装の名人でマイハム組と元締めは警戒心を緩めない。だが、シルビーだけは任務を忘れてウキウキしている。フランスハムの父を持つシルビーはまだパリに行ったことがない。ベストテンに選ばれればパリに行けるので、憧れのジョエルハムションのタルトを食べられると、浮かれているのだ。 ハムアスリートたちの競争、怪盗が狙うメダル、パリのガイドブックに夢中になるシルビー。そんななかでマイハム組と怪盗ハムセーヌ・ハムパンとの戦いが始まった。日本で行われた柔道の大会で怪盗ハムセーヌ・ハムパンは警備ハムの列を突破しようとしていたが、スティーブが気づき未遂に終わった。次のアフリカ大会ではついにメダルが盗まれたが、元締めがメダルを偽物にすり替え助かった。 ついに決勝の地・パリでの競技が開始される。怪盗ハムセーヌ・ハムパンはマイハム組の弱点を見抜いていた。パリに夢中なシルビーと、パリジェンヌに夢中な元締めを利用する作戦だ。 マイハム組は怪盗ハムセーヌ・ハムパンから「ひまわりの微笑み」を守ることができるのか?!そして、ハムスポーツの祭典の勝者となるのはどのハムだろうか?!

第43話

マイハム組が親しみを感じている流れ板のミツルは、マイスター試験の落第生。ガウディ達には愛されているが、気まぐれな元締めにいつも苦しめられている。しかし、今回マイスター試験に挑むミツルは長い修行を重ね、寿司マイスターの試験のために準備を整えていた。彼の得意技は「読心術」。相手の心を読み、食べたい寿司を出す。山の中で仙人のような生活をして心を磨き、寿司を握り続けた。ひまわりメッセに戻ったミツルは超ハムとなり、握るスピードと読心術の正確さを上げていた。 ミツルが戻ったことを喜ぶマイハム組のために握った寿司は最高だ。しかし、マイスター試験は簡単ではない。緊張するミツルに、マイハム組はある作戦を授けていた。それは、元締めの頭の中を読むこと。「ご隠居を観察すればいい」と、ミツルにアドバイスするガウディたち。ミツルは、グランドマイスターが人間になれるという秘密を知って衝撃を受ける。秘密を教えてくれたマイハム組にミツルは感謝した。実は、今度のマイスター試験を最後と決めていた。そんなミツルは、マイハム組に「最高の食材を集めて欲しい」と頼んだのだった。 マイハム組は、元締めに内緒でミツルの依頼を引き受ける。ガウディ、アレックとスティーブは魚を取りに行く。ジーン、シルビーとミツルはご隠居を観察し、試験に備えた。ミツルを合格させる作戦は、順調に進んだかに見えた。しかし、最上の卵焼きを作るための烏骨鶏(ウコッケイ)の卵がまだ手に入っていなかった。 いよいよ、ミツルにとっての最後のマイスター試験が始まった。 ガウディたちはミツルのために烏骨鶏(ウコッケイ)の卵を用意することができるのか?! ミツルは、ご隠居の心を読み、マイスター試験に合格することができるのだろうか?!

第44話

星浜の地下鉄のトンネル。普段電車が通るこのトンネルに、今日はマイハムコロシアムが作られている。第1回H1グランプリが行われる。Hは「エッチ」ではなく、ハムスターの頭文字。H1グランプリとは仕事人ハムスターの天下一武闘会のことだ。第一回戦には、ガウディとスティーブが戦っている。「デェ~ク」が強いか、「ドライバー」が強いか、最も期待されている試合の一つだ。ハンマーを持つガウディは強そうに見えるが、テクニック&スピードではスティーブも負けない。突然、スティーブがガウディの後ろに回り、吸盤で頭にハンドルを取り付けてしまった。ガウディの体はスティーブによって操られている。手も足も言う事を聞かないガウディをスティーブは車のように自由に走らせている。さらにスティーブは、「ガウディ車」を壁にぶつけ、叩きのめすつもりだ。しかし、ガウディは奇想天外な作戦に出る。自分から加速して壁にぶつかったのだ。背中に乗っているスティーブのハンドルも飛ばされ、ガウディは自由になった。得意のダブルハンマー大車輪の技でガウディがスティーブを倒す。 次の試合はシルビー対ジーンの直接対決。「パティシエ」対「ドクター」の戦いは、泡立て器と注射器のぶつかり合いでスタートし、ケーキナイフ対メスに変わる。やがてバトルは心理戦にまでエスカレートする。男と付き合ったことがないシルビーを攻めるジーン。しかし、シルビーには動物を自在に操る必殺アイテム「お助けクッキー」があった。 第三試合はアレック対ナゾのマイスター、ブリーフ・リー。そのナゾの男はどこから見ても頭にブリーフをかぶった元締めだ。力の強いアレックは倒されにくいが、たったひとつ弱点がある。観客席にいる愛する妻と子供達だ。ブリーフ・リーは妻と子供を使ってアレックを骨抜きにした。 マイスターが続々と戦いの舞台に登場する。ラーメンマイスターの麺太郎、産婆マイスターのガイババ、刑事マイスターの入歯の平次、監督マイスターのハムバーグ。そして、最後に残ったのは、ブリーフ・リー、シルビーとガウディの3匹だった。 H1グランプリの頂点に立つのは誰だ!? ハムスターたちがこんなにも激しく競い合う武闘会は、いったいなんのために開催されたのだろうか?!

第45話

夏休みの最後の日。何も宿題をしていないカイトは、パニックになり大騒ぎしている。助けを求められたガウディは、「人間の宿題は人間で」と言って突き放した。 その頃、大介のお母さん、キリコは学校に怒っていた。最近、大介の成績は下がったのはクラスメイトと遊んでいるせいではないかと思っているのだ。PTA会長でもあるキリコは、萌黄先生や校長先生を責めていた。その結果、子供達は夏休みの宿題の成績により能力別でクラス替えをさせることになってしまった。 キリコの会話を聞いた大介は皆にそのことを電話で知らせる。子供達の悩みは宿題とクラス替えだけではなかった。萌黄先生達が作った「宿題Gメン」にも頭を痛めている。Gメンは宿題に協力する人を逮捕したり、宿題を写そうとする子供を見つけ出したり。カイト、ミズキ、他の4年2組の子供はGメンに追い詰められていた。 萌黄先生の宿題Gメン、権力をふるうキリコ。カイトたちをかわいそうに思ったガウディたちは元締めに「ご隠居として何とかできないか」と頼んだが、大介のパパは大神グループの社長で街の権力者。ご隠居さえキリコを止められない。 しかし、ミズキにはアイディアがあった。4年2組全員で協力し合えば終わっていない宿題もGメン問題も解決できるはずだ。マイハム組もそれに協力、子供たちはGメンが探さない学校に集合した。そこでは勉強の得意な子供が指導し、一気に宿題を終わらせようとしていた。しかし、キリコの耳にその情報が入ってしまう。キリコが宿題Gメンや他の親たち、それに署長やご隠居までを集め、学校へ向かった。4年2組対キリコと彼女が集めた大人たちの間で戦争が始まろうとしている。マイハム組、カイト、ミズキはクラスを守るためにいくつもの防衛ラインを設置する。右手にメガフォンを持っているキリコはすでに最初の防衛ラインである学校の門の前に立っている。 子供たち&マイハム組対大人たちの戦いは、どんな展開をみせるのか?! カイトとミズキ、そして4年2組の子供たちは、宿題を終わらせることができるのだろうか?!

第46話

マイハム組のドジなライバル、テンドーとリキはローズパレスに戻っていた。彼らが向かっているのはキッズハウス。実は、親のいなかった二人はここで育てられた。たびたび二人はキッズハウスを訪れ、子供たちにお菓子やおもちゃをプレゼントしていた。しかし、最近、稼ぎが少ない二人は、たいしたプレゼントを持って行けない。落ち込んでいるテンドーとリキに衝撃的なニュースが待っていた。キッズハウスが取り壊されるというのだ。自分たちが育った場所がなくならないよう、二人はローズパレスの支配人、ダーツ・ベイダーへ頼みにいく。 ダーツは二人にある提案をした。マイハム組を倒すプランに参加すれば、お金も稼げてキッズハウスも存続できる。もちろん二人は賛成する。ダーツ・ベイダーの陰謀がこうして始まった。 まず、テンドーとリキは大きな帽子で顔を隠し、「シャッポブラザース」というバンドを作る。恵まれてない子供たちのためにヒマワリメッセで路上ライフを始めたのだ。彼らの歌は爆発的な人気を呼び、お金も続々と集った。「愛があるなら金をくれ」という彼らの人気ソングに、ガウディ、シルビー、アレック、ジーンはノリノリで踊る。一番興奮していたのは、いつも冷静なスティーブだった。 ヒマワリメッセのキッズハウスで育ったスティーブは、子供たちのために力を尽くしたいと思っていた。シャッポブラザースの車が壊れると、スティーブは自分の車を出し、彼らの運転手になった。テンドーとリキは人気デュオとなり、セレブとなって時間を過ごしている。稼いだお金でキッズハウスの子供たちにもおもちゃやお菓子を買うことができ、二人は幸せだった。 しかし、その幸せも長く続かない。ひまわりドームの初ライブが決まったときにダーツ・ベイダーが現れた。テンドーとリキは、マイハム組と元締めを倒す仕事が残っていることを思い出す。ダーツから手渡されたのは爆弾が入ったスーツケース。 マイハム組と元締めは、ダーツ・ベイダーの陰謀から逃れることができるのか?!子供たちのために働く優しい心も持ったテンドーとリキは、本当にマイハム組を処刑することができるのだろうか?!

第47話

「ところでオイラ達のひまわり座布団って何枚たまってんだ?」 ガウディ達の素朴な問いに元締めが調べてみると、なんと全員グランドマイスターになれる数の座布団を獲得していた。 グランドマイスターになったガウディ達は、人間になる術か、飼い主をハムスターにする術か、そのどちらかを体得できる事になった。元締めはどちらを選ぶかは飼い主と相談するといいとマイハム組に言った。 ガウディとシルビーはカイトとミズキに相談する。二人はハムスターになるのも面白そうとは思っていたが、ガウディとシルビーが人間になってそれぞれの技術をより高めるという夢を持っていたことを知っていた。ガウディは宮大工の弟子に、シルビーは世界最高峰のパティシエ・ピエールエミリの弟子になり、さらなる技術を身につけたかった。 ガウディとシルビーは人間になるのを選ぶ。だがそれは同時にカイト達との別れを意味していた。 ジーンとスティーブも人間になる道を選んだ。ジーンは新しい恋人を追いかける。スティーブはF1ドライバーを目指す。アレックも人間になり、署長の下で働いて家族を幸せにする決意をしていた。 ガウディとカイト、シルビーとミズキ、ジーンとマリナ、スティーブと大介、そしてアレックは、それぞれ新たな旅立ちに胸を膨らませ最後の夜を過ごしていた。 そして、翌朝。マイハム組のメンバーは、「これでお別れというわけではない」という再会の約束をして家を出発する。 だが大介の前に四天王の一角、ケニーが現れ襲い掛かる。マリナの前にはエリックが現れギターで攻撃した。そしてカイトとミズキの前にはマリリンと番長が現れ、その怪力で二人を捕らえた。カイト、ミズキ、マリナ、大介が全員縛られて倉庫に監禁されたのだ。 飼い主が四天王に連れ去られたことはテンドーとリキからマイハム組のメンバーに伝えられる。マイハム組は四天王とのバトルのために戻ってくるのだろうか?! カイト、ミズキ、マリナ、大介は、無事に四天王の手から逃れることが出来るだろうか?!

第48話

全員大怪我を負ったマイハム組、さらに襲い掛かる四天王! 元締めは煙幕でマイハム組を救い出す。ジーンはカイトの部屋でガウディ達4匹を治療する。カイト、ミズキ、マリナ、大介は意識が戻らないガウディ達を心配して見守っている。そこへジョイハム組の動きを探っていたテンドーとリキがやってきて、ジョイスターがひまわりメッセへの総攻撃を準備していると告げた。そんなテンドーとリキも怪我をしていて報告の直後に倒れてしまう。 元締めにも四天王への対抗策がない。そのとき、ついにカイトは決心する。「僕たちがハムスターになって四天王を倒す!」と。グランドマイスターになったガウディ達は、飼い主をハムスターに変身する力を持っている。カイトはその力を使って、ハムスターに変身し、マイハム組の代わりに戦うことを考えた。  カイトを心配し、断るガウディたちだが、カイト、ミズキたちの必死の説得に承諾する。そしてついに元締めがガウディ達に飼い主をハムスターにする術を伝授した。カイトがバッジを投げ、回し車を走るとハムスターに変身する………その同じ要領でミズキ、マリナ、大介もハムスターに変身。「ときめキッズ星ハム組」の結成である。 バトルが始まる。カイトが仕切る星ハム組は四天王を次から次へと倒していった。残っているのは、最も恐ろしいジョイスターのリーダー、ダーツ・ベイダーだけだ。 ひまわりメッセに姿を現したダーツ・ベイダーは、ダーツミサイルで一瞬のうちにひまわりメッセがある倉を爆発させた。大ピンチを迎えたそのとき、治療を終えたマイハム組も戦いに参加する。ハムスターと飼い主がチームを組んでダーツ・ベイダーに立ち向かう。 マイハム組と星ハム組は、ダーツ・ベイダーとの戦いに勝つことはできるのだろうか?!

第49話

ガウディのお父さん、ガルニエは抱いていた猫をおろし、グランドマイスターの姿に戻る。ガウディは、自分の父ちゃんがジョイハム組のボスであったことに驚いている。そんなガウディに、ガルニエは「私と共に悪の権化、元締めを倒そう!」と言った。 なぜガルニエは元締めを倒すのか??? マイハム組が怒りを込めガルニエを睨みつけると、ガルニエは元締めの正体を話し出す。元締めこそ、数千年前、エジプトの王妃を愛し王様の怒りをかつて処刑されたハムスター、セクメトだというのだ。 セクメトは処刑され生きているわけがないというガウディに、ガルニエはさらに衝撃的な事実を打ち明ける。セクメトは殺されたのではなく、王の魔法により不死の呪いがかけられた。呪いを解くために1000人のグランドマイスターを育て上げなければならない。そのため、元締めは正義の味方を装いマイハム組を結成したというのである。 そんな元締め(セクメト)の野望を打ち砕くべく結成されたのが、ガルニエ率いるジョイハム組だった。 元締めはセクメトで、呪いを解くために陰謀を企てていたのかもしれない。そうみんなが思い始めたとき、ガウディが声を発した。自分達を一丁前のグランドマイスターに育ててくれた元締めこそ父親だと言い放ったのだ。さらに、家族にも何の連絡を寄越さずジョイハム組を陰で操るような奴を父親だとは思わないと、ガルニエを切り捨てた。 ついに対決の時が近づいていた。ガルニエがハンマーを構え、ガウディがそれを受けて立つ。 しかし、今度はそこにカイトが二匹の間に進み出た。暴力ではなく、大工の腕を競うことで勝敗を決めればいいと提案する。ガウディとガルニエは、カイトの言葉を受け入れた。 こうして、親子の大工対決が始まろうとしていた。テーマは、【ハムスターの家族が、幸せに暮らせる家】であった。 元締めは、本当にエジプト王妃を愛したセクメトなのか?! ガウディとガルニエの対決に、どんな結果が待っているのだろうか?!

第50話

皆の前に現れたナゾの人物、その正体はエジプトで処刑されたハムスター、セクメトだった!ファラオの娘と恋に落ちたセクメトは、悪魔に魂を売り人間になった。しかし、ファラオに捕まり、処刑されたのだ。 処刑されたセクメトは人間への恨みから悪霊となってしまった。悪霊セクメトを倒すためにガウディ・ガルニエ親子とマイハム組が立ち上がる。しかし、二匹の必殺技を駆使しても、悪霊には全く通用しない。そればかりかシルビーの体に入り込んで攻撃を仕掛けてくるため手も出せず、大苦戦したマイハム組は怪我を負ってしまう。 調子に乗ったセクメトは元締めの体に入った。しかし、それが大失敗だった。セクメトが体にはいっても消えない元締めのスケベ心。元締めがリア&ケイに抱きついたために、強烈なパンチを浴びせられ、すっ飛んだ先にいたのが、ジーン。そんな元締めに、ジーンは容赦なく太い注射を打った。これにはセクメトもたまらず、元締めの体から飛び出した。 弱ったセクメトにマイハム組がトドメを刺そうとした時、優しいカイトがその前に立ちはだかった。カイトは、禁断の恋をして処刑されたセクメトを、「王妃様を愛したのは、純粋な気持ちだった」と弁護する。しかし、その瞬間、セクメトはカイトの体に入り込む。 再び手が出せなくなったガウディは、セクメトを倒すためにカイトの口に飛び込み、体中でセクメトと戦う。カイトのお腹の中でセクメトとガウディのバトルが行われ、セクメトは逃げ出した。元締めが差し出した網で、ついにセクメトを閉じ込める。 純粋なカイトの気持ちまで踏みにじったセクメトを許せないマイハム組やガルニエは、ロケットで宇宙の彼方へ飛ばそうとする。だが、ガウディは反対する。みんなに「セクメトがガルニエを操って作らせたジョイハム組の遊び心は生きるために必要なもの」と、伝えたのだ。仕事と遊びを両立させることが人生を楽しく全うするはずだと言ったガウディは、セクメトを助けようと提案する。袋の中で暴れ、暴言を吐いていたセクメトもガウディの言葉を聞き、おとなしくなる。やがてファラオの娘の霊がセクメトの前に現れ、セクメトともに天に帰っていった。 グランドマイスターになったマイハム組は新しいスタートを切ることになった。 再会を果たしたガウディとガルニエは、親子の絆を取り戻すのか?! ガウディとマイハム組は、この先、どんな仕事で人間たちを助けるのだろうか?!

『はたらキッズ・マイハム組』に投稿された感想・評価

風化させない
がってんがってんがってん💢承知だぜ💢
がってんがってんがってん💢べらぼうめ💢
ユミ
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0
キロク